天空海闊(てんくうかいかつ) -16ページ目

4 全ての始まり

翌日、キャプテンは空を説得すべく
海の教室へ向かおうとしていた空を待ち構えていた。
キャプテン「空。お前最近部活さぼってるじゃないか。」
空「あ、俺、部活辞めます。」
キャプテン「はぁっ!?お前、次期キャプテンだって
みんなから期待されてるんだぞ?」
空「だって、海ちゃんがマネージャーやらないって言うしぃ…
俺、1年間も、海ちゃんと登下校できなかったんですよ?
去年は毎日毎日、陸のヤローの自慢げな顔を横目に
一人寂しく登下校していた俺の気持ちがキャプテンにわかります??(涙目)」
キャプテン「…いやわかんねーし。俺も妹いるけど、そんな事思った事ねーよ!」
空「それは、キャプテンの妹がちょっと残念な感じだから?」
キャプテン「お前、失礼にも程があるだろ!そこそこはかわいーよ!」
空「うちの海ちゃんのかわいさには誰も敵いませんけどね。ふっ(鼻高々に)」
キャプテン「お前ってやつは…」

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「ねぇ!海ちゃんって誰よっ?」
急にやたらセクシーなおねーちゃ
…もといバスケ部のマネージャー涼子が現れた。
空「涼子さんどっから現れたんですか?」
涼子「空君のいるとこならどこへでもかけつけるわよ。
で?誰よ?海って子」
空「俺のかわいい妹ですよ。そりゃぁもうかわいいんっすよ?一人でなんて帰せません!」

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しばらく考え込む涼子。
元々、中学時代から空に目を付け、この高校へそしてバスケ部へ誘い込んだのはこの涼子なのだ。
そこまでするのには、ただ空を気に入っただけではないので
簡単に辞めさせる訳にはいかなかった。
涼子「じゃぁ海ちゃんがマネージャーになったら空君はバスケ部辞めないのね?」
空「もちろん!俺バスケ好きですし。海の次に。」
涼子「空君を辞めさせる訳にはいかないわっ!キャプテン!作戦会議よっ!」
キャプテン「は?あ?あぁ~~~~~」
部室へと無理やり引きずられていくキャプテンにとっとと背を向けて
空は今日もスキップで海の元へ向かっていくのであった。

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