Cannon IXY CM
現在オンエア中の吉高由里子さんが出ている
Cannon IXY CMのアレンジを
弊社ハヤシベが担当しました。
かなりアーバンでスタイリッシュな
サウンドになっているので必見&必聴です。
こちらのメイキング映像もカワイイので必見、笑。
以下のHPのCMギャラリーでCMとメイキングの両方が見れます。
http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/ixy/special/brand/flash.html
スタビー マスタリング
http://www.stubbie.co.jp/mastering/
CDいろいろ
先日、マスタリングやらせていただいたアーティストの方から
いろいろCDが届きましたので紹介します。
BAKALUCK / NEW TYPE HUMAN
このバンドの曲を書いてサウンドメイクをやっている
トキサワさんとやり取りしながら、仕上げていきました。
トキサワさんはかなりサウンドにこだわる方で、
ぼくもこのセッションでいくつかの必殺技を編み出しました、笑。
というか、サウンドにイイ意味でこだわるアーティストとのセッションは、
エンジニアにもかなりの経験値がフィードバックされるんですね。
つまりは、アーティストの要望が高ければ、
それを超えるためにエンジニアも試行錯誤するうちに
必殺技を編み出してしまうという。
(とういうわけで、サウンドにこだわるアーティストの方、
ぜひマスタリングの方、ご依頼ください、笑。)
トキサワさんとのやり取りは本当にマスター提出日のギリギリの深夜まで!
お互い寝ずに仕上げたものが、結果ジャストミートな出来でした。
タワレコのインディチャートでも5位をマークしたらしいです。
おめでたや。
>> オフィシャルHP
http://www.bakaluck.com/
オテテ / オテテトウツツ
ピアノ作品なのですが、聴いた瞬間、
すごいセンス良いなーと思いました。
柔軟な旋律と軽快なピアノタッチでなんだか不思議な世界観。
ぼくの中では、セロニアスモンクとか好きなのかなーとか思ったりして、
気になって電話で話してみると、元々はクラシックから入って、
今はゴンザレスのピアノ作品を好んで聴いているとのことでした。
音に揺られながら、スルリと別世界に転がりこんでいくような、
なんだか不思議な展開とかあって妙に心地よいです。
届いたCDのジャケを見て、
ふだんの日常と微妙にズレた次元の日常の感じが絵に出ていて
なるほどーと思った次第です。
>> 詳細は以下のページで。
http://www.naruchan-pf.blogspot.com/
Purple Bloom / Purple Bloom
Purple BloomさんのCD、海外でも注目を集める
ホームメイドなシューゲイザーサウンドです。
マスタリングといっても、
この音源は、元のミックスでほとんど完成品に近い
サウンドメイクが施してありましたので、
ぼくはほんのり質感を加えただけです。
ちょうど3月の震災の前後にやり取りさせていただいたCDが
こうしてリリースされたことをうれしく思います。
http://www.amazon.co.jp/Purple-Bloom/dp/B005JFYVJW
スタビー マスタリング
http://www.stubbie.co.jp/mastering/
レベルに気をつけろ!
マスタリング時にアナログ機材を通したとき、
そのサウンドが太くなるどころか、
最終的に音圧は上がっているのだけど、低域が減衰していたり、
逆に高域のオープンなニュアンスが損なわれていたりとかありませんか?
とくに、コンプなどを使った時にこういったことが出やすかったりするのですが、
マスタリング時の音が飽和している音源に対して、
コンプ(リミッター)処理をやる場合は、
要注意なこととして、レベルを突っ込み過ぎないってこと。
これは、ボリュームのレベルだけでなく、
その機材のベストサウンドのインピーダンスのレベルもかなり関係してきますね。
とくに、ビンテージの機材とか持っている場合は要チェックです。
適正なインピーダンスがマッチしていないと
本来のパフォーマンスが出なかったりするんですよね。
ここでチェックしてほしいのは、上記に上げた低域のニュアンス。
音圧が上がっていることに耳が麻痺しちゃうと
なかなか気づかなかったりするのだけど、
原音と同じ音量まで下げてチェックしてみると、わかりやすいです。
そして、この低域が原音の質感を損なわず、
自然なポジションと大きさでセッティングできていれば、
その後のプロセスでEQをはさむ頻度がとても減ります。
また、EQをかける場合も、
かかり具合がじつにコントロールしやすくなるんですね~。
高域のオープンなニュアンスも同じくですかね。
というか、インピーダンスをフレキシブルに変えられるような
機材とかでないかな~、笑。
もちろんマスタリングレベルで使えるやつ。
出たらめちゃめちゃ重宝しそう。
スタビー マスタリング
http://www.stubbie.co.jp/mastering/
カセットあれこれ
最近、ハマっているもの
それは・・・
カセットテープ(!)です。
メタルテープを中心に30種類くらい試してみたのですが、
同じメタルでもテープの種類によって
サウンドの傾向がかなり変わってくるのですね。
いろいろ試しながら、好みの宝を掘り当てるみたいな
地道なことをやっています、笑。
これ、もちろん、サウンドメイクに生かすための試行錯誤です。
スタビーではSTUDERというメーカーのテープデッキを使っているのですが、
バリバリにチューニングしていくと、
オープンリールにも匹敵するよるというか、
高精度なオープンリールよりもむしろテープぽいというか、
とても魅力のあるサウンドが飛び出します。
というか、カセットの音、オールドスクールな質感もあって、
とても音楽的で良いですよ。
S/Nがこれでもっと良ければ、さらにフレキシブルに使えそうだけど、
でも、このテープノイズが味になっているのかも、笑。
スタビー マスタリング
http://www.stubbie.co.jp/mastering/
アビーロードのコンプ
再三にわたり、USのチャンドラーでチューニングしてもらったEMIのコンプが届きました。
いや~、とてもうれしいです。
最初は、震災前にやってもらったのですが、いまいち好みに合わず、再度、細かく要望を伝えてモディファイしてもらいました。アメリカに送るので、送料だけでもけっこうかかるんですよね、苦笑。
ケースの中には、かのアビーロードスタジオで60年代当時に使われていたホンモノの「EMI TG12413」のビンテージのボードと、入出力には、これまた60年代のNEVEコンソールで使われていたマリンエア製のトランスを搭載したスペシャルな仕様です。
元々は、60年代のEMIオリジナルのゴツイ入出力のトランスが付いていたのですが、このオリジナルの仕様だと、元々のコンソール内での入出力のレベルやインピーダンスを前提にセッティングしてあるので、ラッキングしてその他の機材と組み合わせて使うには、いろいろ問題点が多くて、マリンエアのトランスを使って入出力のバランスを使いやすいようにモディファイしてもらいました。
さらに、マスタリングでも使えるように、左右のパーツのマッチング、そして、最近の機材とも接続しやすいように、チャンドラーのTG12413 Zener Limiterにも付いている入力インピーダンスの切り替えスイッチも付けてもらいました。
で、さっそく使ってみたのですが、これまた分厚くてパンチのある素晴らしいサウンド!ロックやポップスやJAZZ、ヒップホップなど、パンチを注入したい音楽にはかなり使えそうです。以前、NEVE 33609のオリジナルも何台か使っていたのですが、このEMIのコンプの方がだんぜん好みですね、笑。あと、倍音成分を加えるモードとかもかなり重宝しそうです。う~ん、スバラシイな~。
ぼくの細かいオーダーに対して、丁寧にチューニングしてくれた、チャンドラーのWADE氏とJeremy氏には感謝です。
プラグインのEMI TG12413の60年代バージョンも使ったことあるのですが、あれとは、まったく別モノのサウンドです。おそらく、あの60年代のプラグインは、2005年度バージョンのオマケみたいな位置づけで、入力のレベルやインピーダンスのレベルもオリジナルのままシミュレーションしているので、あのプラグインを通すと、音が小さく&細くなるんですよね。それとも、DAW上でも入力やインピーダンスを合わす手段があるのか?笑。とにかく、ぼくには、プラグインのバージョンは使いにくかったです。そのかわり、2005年度バージョンは好感触でした。
スタビー マスタリング
http://www.stubbie.co.jp/mastering/
いや~、とてもうれしいです。
最初は、震災前にやってもらったのですが、いまいち好みに合わず、再度、細かく要望を伝えてモディファイしてもらいました。アメリカに送るので、送料だけでもけっこうかかるんですよね、苦笑。
ケースの中には、かのアビーロードスタジオで60年代当時に使われていたホンモノの「EMI TG12413」のビンテージのボードと、入出力には、これまた60年代のNEVEコンソールで使われていたマリンエア製のトランスを搭載したスペシャルな仕様です。
元々は、60年代のEMIオリジナルのゴツイ入出力のトランスが付いていたのですが、このオリジナルの仕様だと、元々のコンソール内での入出力のレベルやインピーダンスを前提にセッティングしてあるので、ラッキングしてその他の機材と組み合わせて使うには、いろいろ問題点が多くて、マリンエアのトランスを使って入出力のバランスを使いやすいようにモディファイしてもらいました。
さらに、マスタリングでも使えるように、左右のパーツのマッチング、そして、最近の機材とも接続しやすいように、チャンドラーのTG12413 Zener Limiterにも付いている入力インピーダンスの切り替えスイッチも付けてもらいました。
で、さっそく使ってみたのですが、これまた分厚くてパンチのある素晴らしいサウンド!ロックやポップスやJAZZ、ヒップホップなど、パンチを注入したい音楽にはかなり使えそうです。以前、NEVE 33609のオリジナルも何台か使っていたのですが、このEMIのコンプの方がだんぜん好みですね、笑。あと、倍音成分を加えるモードとかもかなり重宝しそうです。う~ん、スバラシイな~。
ぼくの細かいオーダーに対して、丁寧にチューニングしてくれた、チャンドラーのWADE氏とJeremy氏には感謝です。
プラグインのEMI TG12413の60年代バージョンも使ったことあるのですが、あれとは、まったく別モノのサウンドです。おそらく、あの60年代のプラグインは、2005年度バージョンのオマケみたいな位置づけで、入力のレベルやインピーダンスのレベルもオリジナルのままシミュレーションしているので、あのプラグインを通すと、音が小さく&細くなるんですよね。それとも、DAW上でも入力やインピーダンスを合わす手段があるのか?笑。とにかく、ぼくには、プラグインのバージョンは使いにくかったです。そのかわり、2005年度バージョンは好感触でした。
スタビー マスタリング
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