不況不況というけれど
就職率低下や売り上げの悪化、税収の減少などについて話すとき、「景気が回復してくれれば…」なんて意見をよく聞きますが、いつも違和感を覚えます。
「景気が回復してくれれば」と言う人は、日本経済や世界経済が一時的な病気にかかっていて、その病気が治れば景気も良くなるっていう風に考えているように思うのですが、病気にかかってるんじゃなくて、体質が変化したのだと捉えるべきだと思います。
ちょっとした病気の部分もあるかもしれませんが、体質変化によるインパクトに比べればかなり小さな影響だと思うので、景気”回復”を願うのは見当違いだと思います。
ネット社会の到来によって、現在は富の再分配が行われていると思います。社会の流動性が低い時代は、固定化された力関係にしたがって富が配分されていくため、一度生じた格差が埋まることはなかなか無かったと思います。日本はたまたま格差の幅が小さい時代(一億総中流と言われた時代)を経験したため、かつて平等な時代があったと考えてしまうのかもしれません。
しかし、ネットがもたらした社会の流動化は、既得権益を持つあらゆる組織を巻き込み、小さな組織でも大企業が独占している(もしくは気付いていない)市場に割り込むチャンスを与えてくれていると思います。そんな大チャンスが今まさに到来しているのに、「格差社会が進んでいる…」などと言ってしまっているのは、もったいないことだと思います。人類史上、今ほど個人の影響力が高かった時代は無かったと思います。
現在の状況を体質変化(チャンス)だと捉える人は積極的に行動しますが、病気(早く過ぎ去ってほしいもの)と捉えている人は、何かが来るのを(あるいは過ぎ去るのを)ひたすら待っているだけのように思います。
マナーについて
新三郷のIKEAに行ったのですが、食料品売り場のレジの配置や買い物スタイルなどがものすごく万引きしやすい構造で驚きました。万引きGメンが潜んでいるかもしれませんが、「お客さんを信頼しきってますよ」というメッセージを強く感じました。あの販売スタイルは、民度が高い国じゃないと実現できないと思います。
その帰り道、道路で工事が行われていて、二車線のうち一車線が使えない状態になっていました。工事をしている側の車は車線変更する必要がありますが、その車線変更のスムーズさに日本人の運転マナーの良さを感じました。車線変更する側とされる側の車が、きっちり一台ずつ交互に合流していくのです。
これは、上海の道路では絶対にありえないことです。車線変更される側は割り込まれないように前の車とぶつかるぐらい車間距離を縮めますし、車線変更する側もかなりアグレッシブな割り込み方をしてきます。だから事故や渋滞が多く、クラクションもひっきりなしに鳴っています。
国民のマナーが良ければ、お店は防犯用の人員や機器に余計な費用をかけなくて済むため、商品の値段もその分安くすることができます。道路についても、マナーが良ければ事故や渋滞が減る上に、人や物の輸送にかかる時間的ロスも最小化されるので、時間や物流コストが節約されると思います。
マナーをしっかり守ることは、周りの人を不快にさせなかったり、良い気持ちにさせる効果もありますが、時間やお金などを節約する効果もあるのだと思います。
「マナーが悪い」というニュースを流すより、「マナーが良い!」というニュースを流した方が、全体的なマナーはさらに向上していくと思います。犯罪のニュースやマナーの悪さばかりを報道したがるテレビ局というのは、実は一番マナーが悪い人達なのかもしれません。
まんがで読破 日本書紀
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日本書紀ってどんなお話なのか気になったので読もうと思ったのですが、原文を読むほどの情熱は無いのでマンガで読んでみました。
予想通り、まったく面白くなかったです(日本書紀におもしろさを求めることがそもそもの間違いですが…)
しかし、支離滅裂な内容をマンガにまとめた製作者に対しては、畏敬の念を抱きました。
「古事記」も買ってしまったのですが、まったく読む気が起こりません。