Masahiro Yamazakiのブログ -96ページ目

生物と無生物のあいだ

愛着が湧いた

ペダルがガタガタになった自転車を持っていくと、「こりゃペダルごと換えないとだめですね~」という最も恐れていた言葉が返ってきました。さらに、「チェーンもちょっと傷んじゃってるな~」と、店員さんの勢いはおさまりません。


店員さんが「オススメのペダルありますよ!」というのでそれを注文すると15811円でした。ペダルの良し悪しが分からない人間は、店員さんのオススメに従うしかないのです。もしそこで「ペダルなんて回りゃ何でもいいんじゃないんですかね?」なんて言ってしまえば、それは自転車を否定するだけではなく、店員さんの生き方をも否定することになります。


自転車のパーツが壊れた時のショックは、虫歯が見つかった時のショックに似ています。壊れた自転車をサイクルショップに持ってって、ママチャリが買えるくらいの修理代を請求されて、一カ所だけ新品になった自転車が戻ってくる。そんなことを繰り返していると、なぜか愛着が湧いてきます。


自転車には自転車の、愛すべきダメさがあるのです。

俺はまだ本気出してないだけ

面白すぎるので気をつけてください。




自販機とジャマイカ人

カナダでホームステイしていた時、毎朝ホストマザーがランチ用のサンドウィッチをつくってくれたんですけど、量が割と少なかったので、語学学校の自動販売機でポテトチップとか買って食べてました。


その語学学校にあった自販機がかなりの気分屋で、お金を入れても反応しない時があるんです。反応しないだけならいいんですけど、お金も返してくれないという、かなりファンキーな自販機でした。でもお昼になるとその自販機にちょっとした行列ができて、みんなそこでスニッカーズとかドリトスなどを買って食べます。


ある日自販機に並んでいると、前に並んでたジャマイカ人がお金を入れたのに自販機が反応せず、烈火の如く怒りだしました。後ろに並んでた人達は「また故障か」みたいな感じでサッとはけたのですが、ジャマイカ人は「シット」とか「ファック」とか言っていつまでも怒ってます。そんなジャマイカ人を横目に、冗談半分で自販機にお金を入れてみたら、なぜかちゃんと作動してポテトチップが買えたんです。さっきまで怒ってたジャマイカ人は、一瞬ポカンとしてから、「オゥ ユー アー ラッキー 」とか言ってすごく嬉しそうなんです。


さっきまでの怒りが嘘みたいに消えたジャマイカ人は、気を取り直して小銭を入れました。しかし、またしても自販機はまったく反応せず、「ホワイ ミー!!」と絶叫していました。周りにいた人達もすごい笑ってました。


それ以来、そのジャマイカ人に会うたびに「オゥ ラッキーボーイ!!」と呼ばれてました。ジャマイカ人の声がでかすぎて恥ずかしかったです。



コーヒー

コーヒーは好きでも嫌いでもないんですけど、コーヒーショップの多さを考えると、コーヒー好きな人って本当に多いなぁって思います。


でも、スタバとかのコーヒー1杯の値段って結構ばかにならないので、毎日買ってる人は月1万くらいコーヒー代かかってるんですよね。そう考えると、小諸そばとかに行った方がいいなってつい思っちゃいます。でもコーヒーの香りは結構好きで、ホテルなんかでコーヒーの匂いがするとちょっとテンション上がります。


会社員時代に、朝に日比谷公園を散歩してから出社することがマイブームだった時期があったんですけど、その時ふらっと入ったコーヒーショップでカルチャーショックを受けました。なんか外国人が多くて、みんな英字新聞読んでて、コーヒー飲みながらベーグルとかクロワッサンとかサンドウィッチ食べてるんです。その佇まいが映画みたいで素敵だったので、自分も真似してコーヒーとサンドウィッチを食べながら適当に会社の資料なんかを読んでみたら、なんかデキる人間になれたみたいで気持ち良かったです。


でもコーヒーとサンドウィッチだけで700円くらいかかったので、「これなら小諸そばでミニカツ丼セット食べれるよ」と思わずにはいられませんでした。