Masahiro Yamazakiのブログ -129ページ目

のたれ死に上等です。

のたれ死に上等です。/世界 歩人


いくつか心に残るフレーズがあったので、授業で生徒たちに紹介してみました。 思った以上に好評で、女の子が二人ほど「買いに行く!」と言っていました。 以下、紹介した内容の一部です。(本書では言葉が心に飛び込んでくるような書き方がされているのですが、残念ながらブログだとメッセージのインパクトが半減してしまってます。。。)


///// 引用 ///////



人に語って笑われないようじゃ夢として小さすぎる。




才能が無いから上達できないのではなく

才能なんて幻想に揺れる心根だからいけないのです。

才能が欲しいと考えるのは

楽をしたいと考えるのと同じだからです。




誰からも好かれるという事は

恥ずかしい事だ。

真剣に生きりゃ敵ぐらいできる。




何人に認められたかではない。

誰に、だ。



お金に余裕のあるまま

大成しようなんて

無理ですよ。



///// 引用おわり //////



それぞれに思うところがあったようで、書き写している生徒もいました。

中学3年生には、どのように響いたのでしょうか。




少子化の問題点って・・・

少子化の対策方法が、何だか的外れのような気がします。


人口というものは、居住する地域にどれだけ「食わせる力」があるかで決まると思います。肥沃で物成りのいい土地であれば人口は増えますし、農業に適さない土地であっても、それに代わる産業が多くの富を生み出せば、やはり人口は増えると思います。


先進国ほど少子化が進むのは、国の「食わせる力」が減っているというよりは、国民の「食べる量」が増えているからだと思います。食べる量というのは、一人の人間が育つのに必要なコストのことです。だとすれば、少子化を食い止める政策に費用を使うのは、結果的には少子化を加速することになると思います。なぜなら、社会全体が子どもにかけるお金を増やすことは、「食べる量」を増やすことと同じだと思うからです。


人口増加のためには、「食べる量」が少ない必要があると思います。今よりもずっと経済的に恵まれていない状況で、かつての日本は6人兄弟などが普通でした。途上国の人口が増えることができるのも、食べる量が経済成長のスピードに比して少ないからだと思います。


そのほか、少子化反対派の主張とそれに対する自分の意見を、素人考え丸出しになるのを覚悟しつつまとめてみます。


少子化は国力を下げる

>成人までに1000万円かかった人と、2000万円かかった人がいるとします。2000万円かけて育った人は、1000万円かけて育った人の2倍の生産性を実現する必要があります。2倍の生産性が可能なら国力は低下しませんし、不可能なら低下すると思います。勝手な直感では、2倍の生産性を稼ぎだすのは無理な気がするので、国力は低下すると思います。それが嫌なら、教育にコストをかけなくても済む社会(税金で教育費をまかなうのもダメ。学歴社会の撤廃)や、個人の消費欲を上げない社会を目指す必要があると思います。


少子化は需要を減らし、生活レベルを下げる

>人口が減ればマーケットは縮小しますが、生活レベルは変わらないと思います。人口10万人のA市にパン屋が200軒あったとします。人口が5万に減れば、パン屋も100軒になりますが、パン屋一軒当たりの収入は下がらないと思いますし、市民の利便性も変わらないと思います。


人手不足に陥る

>労働人口の比率が今より減ることで、現在のサービスを維持するには人手が不足すると予想されています。これまた勝手な楽観ですが、人手が少なくても組織は自己改革を起こして、時代に適応していくと思います。


年金制度を支えられなくなる

>従来のねずみ講のような年金制度では支えられなくなると思います。しかし、人口を増やし続けるわけにはいかないので、人口が増えなくても問題ない制度に組み替えるべきだと思います。過渡期に当たる人は損をすることになると思いますが、時代が変わった以上、やるしかないと思います。「時代が変わったから制度も変える」という発想は短絡的かもしれませんが、「人口が減ってるから増やす」と考えるよりかは現実に即している気がします。


教育費の高コスト化と、消費者の理想の高度化が少子化の原因だと思うので、少子化対策としてお金を使うのは逆効果だと思います。


より大きな欲望を満たすために、より多くの費用をかける社会が望ましいのであれば少子化を容認するべきだと思いますし、少子化が容認できないのであれば、低コストな社会(食べる量が少ない社会)を目指すべきだと思います。



制度に頼る社会

制度の力によって自分の生活を保護してもらおうとする人が多い社会は、必ず衰退すると思います。自分の努力以上の果実を得ることは、独立心・勤勉さ・正常な判断力の欠如につながると思うからです。


最近では、高校無償化や子ども手当てといった子育て支援策が脚光を浴びています。諸外国に比べて日本はお金をかけていないとか、少子化を食い止めるためなどと言われていますが、こうした支援策は社会を悪い方向に運んでいくと思っています。


今までもらえなかったお金がもらえるようになれば、生活は一時的に楽になります。しかし、お金をもらってありがたいと感じるのは最初だけで、すぐにそれが当たり前のものとなり、更なる高福祉を求めるようになります。いままで平気でやれていたことをキツイと感じるようになり、それを政治や社会の責任にする習性が身に付きます。個人の勤勉さや忍耐力が減退すれば、生産性やモラルも低下し、クレーマーのような国民ばかりの社会になっていく気がします。


水と安全の保障、不慮の事故や病気の救済以外は、基本的に不要だと思います。過保護な社会は、必ずや衆愚政治を招くと思うからです。


独立心や勤勉さを失った社会が、世界から必要とされたり、高度な発展を遂げていくとは考えられません。どんなにひどい政府であっても、国民のレベルが高ければ政治の質は必ず向上すると思いますし、国民が堕落していれば政治も腐敗すると思います。


勤勉さと独立心を失わないためにも、高福祉を提案する政府を支持するべきではないと思いますし、借金してまで福祉を推し進める政府などは害でしかないと思います。









脱学校の社会

脱学校の社会 (現代社会科学叢書)/イヴァン・イリイチ
¥1,785
Amazon.co.jp

友人にプレゼントしてもらった本ですが、魂を揺さぶられました。


本書では、学校(特に義務教育)の存在を根本から否定しています。学校というものが、創造性や探究心を向上させることに適さない理由を述べ、社会全体が学校中毒(綿密に計画されたカリキュラムに基づき、有資格者から教授される知識こそが信頼に足るという考え)に侵されているということを説明しています。


現在の学校制度が存続する限り、人類は消費社会の希求から逃れることはできないとし、新たな学習形態を提案しています。学校に多くの税金をかければかけるほど、学習内容が充実するという通念を否定し、そうした考えがいかに地球環境を破壊し、社会的格差をつくっているのかといった事を説明しています。


また、教師のあり方についても言及しています。教師は、親・国家・道徳家・カウンセラー等々、あらゆる立場をとることを期待され、教師自身もそうあらねばと考えます。義務教育の教師ほど多くの能力を期待される職業はなく、それ故、教師には生徒の自尊心に関わるようなことにも言及する権力が与えられています。しかし、そうした不合理な期待や絶大な権力が社会に与える影響を説明し、人間が本来発揮しうる能力を著しく抑制しているとしています。義務教育の学校が存続し続ける限り、人類(科学技術)の発展はかなり遅れると指摘し、学歴や資格への信仰をいかに克服していくかが、今後の課題であると述べています。


個人の成長にとって最も大切な自主性を、義務教育という制度は抑圧します。学校という形態を取り続ける限り、定食屋のメニューよりも少ない選択肢から選ばせることや、狭い柵の中で”創造的な学習”をさせることから脱け出すことはできません。どんなに動き回ろうとしても、学歴獲得という最終目的を達成するのに支障をきたさない範囲での行動しか学校は提供することができないのです。


義務教育制廃止という過激な改革を提唱するにあたって、論理の飛躍がないことが本書のすごさだと思います。30年以上前に書かれたものですが、全く陳腐化していません。学校の勉強に疑問を感じたことがあれば、本書に共感することは多いと思います。











仕事

仕事の意義を決定するものは、時給や資格などではなく、どれだけその仕事に打ち込めているかだと思います。その価値観を体現しているのが職人と言われる人たちで、彼らは自分の納得できる仕事ができたかどうかに価値を置いています。この姿勢の度合いの強さこそが、仕事の価値を決定していると思います。


「自分の時給や立場ならせいぜいこのくらいの働きで十分だろう」と手を抜いていれば、仕事以外でも怠ける習慣が身に付き、何をやっても無気力な感想しか持てなくなると思います。仕事が充実していればプライベートも充実しますし、その逆もまた然りです。仕事とプライベートを別ものとして生きれるほど、人間は器用ではないと思います。


良い社会とは、自分の仕事に打ち込んでいる人が多い社会だと思います。

会社員でもキャバクラ嬢でもラーメン屋でも、自分の仕事に打ち込んでいる人は素晴らしい先生になってくれます。どうせ買い物をするなら、新商品を提案するアルバイトがいるコンビニや、家に自作の植物園を持つ店員さんがいる花屋に行きたいと思いますし、そんな友人と付き合っていきたいと思います。


なので自分は、渡邉美樹さん(ワタミ創業者)が大好きです。