久々に
久々に自転車(ロード用)に乗った。
サドルが低いような気がしたので5cmほど上げてみると、ビックリするほどこぎやすくなった。平均時速は従来より2kmほど上がり、膝への負担も圧倒的に少なくなった。何よりこいでいて疲れない。「これを九州の時にやっていれば…」と思ったけど、「あれがあっての今だよ!」と思うことにした。
灼熱のアスファルトには干からびたミミズの死骸が無数にあり、道半ばで倒れた彼らの無念を思った。100kmほど乗るつもりだったが、途中から大雨がふってきたので70kmほどで終わった。雨で、熱されたアスファルトから湯気が出ていた。
干からびる寸前のミミズは、きっとあの雨で一命をとりとめただろう。雨はミミズ達に恵みをもたらす反面、アスファルトという死の舞台に誘いこみもする。戻れない場所まで這い出したミミズは、翌日死をもってウッカリの代償を払うことになる。ミミズにとっての雨は、恐ろしいブービートラップでもあるのだ。
久々で楽しかったせいか、かなり速くこいでしまい、太ももの筋肉痛がスゴイ。でも気持ち良かった。
それにしても自転車乗りにはオバケみたいな足をした人がたくさんいる。その人たちに無理やりついて行ったら、足がパンパンになり、ハンドルがぬるぬるになった。おかげでポカリがビールよりおいしかった。
模様替え
起きぬけに、いきなり塾の模様替えをした。
色んなものを色んなところへ動かし、姿を現したホコリ達を掃除機で吸い取った。教室をうろうろしていると、すぐに汗だくになった。3時間しか寝ていなかったが全く眠気はない。午前中に授業準備を終わらすと、来年使うテキストの吟味をした。10分で昼食をつくり5分で食べた。ハエが教室に迷い込んだので外に追い出そうとしていると、急に授業法の新アイディアが思い浮かび、ポストイットに書いて壁に貼り付けた。
あと一時間で授業が始まる。今日もやってやるぜ!!
無人島に生きる十六人
明治時代に本当にあった話ですが、ある日本の漁船が難破し、無人島にたどり着きました。16人の乗組員は、一人も死ぬことなく救助されたのですが、彼らの無人島での暮らしはまさに感動的です。
まず船長はルールを決めました。ルールとは、決して愚痴を言わないというものでした。
他にも、病気にならないために相撲やジョギングを日課とし、16人がそれぞれの得意分野について授業をし(シャベルを黒板にして、サンゴの死骸をチョークにした)、ウミガメの牧場をつくって食糧の安定化を図りました。
何年無人島で暮らすことになるか分からないので、船長は10年でも20年でも過ごしていける工夫をします。洋服は冬に必要になるので、夏は素っ裸で過ごすことにしました。暇な時間が多いとつい悲観的になってしまうので、なるべく暇が生じないように作業を絶えず割り当てました。
いつ船が通りかかるか分からないので、大きなやぐらをつくり、すぐに煙を起こせるような工夫をし、24時間体制で見張りを置きました。若者が夜に見張りをすると精神を病む可能性があったので、夜は年長者を見張りに置きました。小さな木片に自分達の居場所を記してアホウドリの首につけて飛ばしたり、居場所を記した金属板を海に流したりもしました。
数ヵ月後、偶然近くを通りかかった日本船に無事救助されます。救助された時、彼らは心身ともに健康で、あるものは無人島にいる間に英語を身につけ、あるものは天文学の知識を身につけていました。そのため、帰国したあとも彼らはすぐに新たな仕事を見つけることができました。
明治期の日本人がいかに勤勉であったかが、この本を読むとよく伝わってきます。
- 無人島に生きる十六人 (新潮文庫)/須川 邦彦
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5ドルという資源
スタンフォード大学の授業で、5ドルを元手に2時間でどれだけ稼げるかという課題が出ました。最終的に600ドル以上を稼いだチームも出ました。
大金を稼いだチームに共通していたのは、5ドルという元手に全く手をつけていないことでした。お金に注目すると、問題を狭く捉え過ぎてしまうことに気付いたのです。それらのチームは、企業のコマーシャルづくりの手伝いや、週末の混雑時間を狙ったレストランの予約代行サービスなどを行いました。
結果を左右したのは、一番の価値を何に置いたかということでした。お金を資源と見たチーム、自分達の身分や若さを資源と見たチーム、ある特定の時間帯や何らかの不便さを資源と見たチーム等々。
この大学の教授は、問題の大小に関係なく、いまある資源でそれを解決する独創的な方法は常に存在すると言います。問題を発掘し、自分達の資源を明確に捉え、限られた資源を有効に使う方法を見出し、独創的な方法で問題を解決する。
それを、起業家精神と呼ぶそうです。
ザ・ウォーカー
映画「ザ・ウォーカー」を観ました。
核戦争後に謎の本を30年近く運び続ける男の話ですが、観終わるとipod聞きながらブーツで荒涼とした大地を歩きたくなります。
それにしても廃墟ビルとかって独特の魅力がありますよね。むかし廃観光ホテルに忍び込んだことがありますが、食器とかそのままのバーカウンターが残ってたり、壊れた窓から吹き込む風でカーテンがなびいてたりしててかなり興奮しました。外は明るいのに建物の中は異様に暗かったり。
もしもこの世から自分以外の人間が消滅したら、何しようかってたまに考えます。とりあえず戦車で高層ビルを撃って遊ぼうと思います。