腕がらみからのフライング・メイヤー
自分にとっては、小さい頃、プロレス中継の解説でお馴染みだった、
山本小鉄さんが亡くなられたそうで、ご冥福をお祈りします。
先日のキムラ・グリップからの展開として、
プロレス技名では「フライング・メイヤー」という、
タイガーマスクのライバルだった、小林邦昭選手などがよく使っていた技を紹介します。
図を描いてみました。
キムラ・グリップからは、まず自左腕で相手の頭を抱えます。
次に、自右手で相手左脇を指して、相手左背面を抱えます。
この体勢から、相手を図の「相手の回転方向」に前転させる様に、
自分の両足を相手右肩くらいまで空中に投げだして、
自分も横回転で、相手の前転方向と同じ回転をします。
前転のできない子へのアドバイスとして、「自分のおへそを見ながら」前に回れば、
自然と前転が出来るよ、と教えたりします。
原理は同じで、人間、頭が下がり、アゴを引いて、首や背中が丸まっていれば、
小さな力でも、簡単に前転方向に転がりやすいです。
相手を投げた後は、横四方などの抑え込みにみ移行しやすいと思います。
反則にはならないと思いますが、柔道での技名はわかりません。
「横回転の変形の引き込み返し」といったところだと思います。
キムラ・グリップ
先日8/25、TVでAIさんの出演する「グータンヌーボ」を観ていたら、
木村多江さんという女優さんが出演していたので、キムラについて書いてみます。
寝技では、結構使う方も多いと思いますが、立ち技での使い方を考察してみます。
図を描いてみました。
図の場合ですと、まず、自右手で、相手左手首を掴んで、
相手の肩越しに、自左手をからめて、自右手首を掴みます。
自分では、寝技と区別するために「キムラ・グリップ」と呼んでいます。
今日は、どの様にすれば、この形に移行しやすいかを、考察してみます。
単純に考えると、相手の左手首を掴みに行って、近付いていけばいいのですが、
力を入れて手首を掴まれた方は、警戒して、あまり腕を伸ばしてこないと思います。
なので、自右手で相手の手首か袖を、軽めに掴んでおきます。
この図の場合ですと、相手が左利きで、釣り手が左手の場合ですが、
あまり力が入っていなければ、相手は、力づくで、襟を掴みに来ると思います。
その時に、相手の腕が伸びてくるので、
相手左腕が伸びてくるのを感じたら、カウンターで、自右手に力を入れて、
自左手をからめていくと、図のキムラ・グリップの状態に持っていきやすいです。
キムラ・グリップからの展開については、また後日、書いてみたいと思います。
相手のバックに回っての谷落
柔道着より、アロハシャツを着たい、今日この頃・・・。
久々の更新になってしまいました。
ま、それはさておき、柔道では、あまり使われない気がしますが、
同じ組技競技のレスリングでは重要視されている、
相手のバックを取ることと、そこからの技の展開について書いてみたいと思います。
図を描いてみました。
柔道技名では、「谷落(たにおとし)」、「抱分(だきわかれ)」、
どちらに分類されるか、わかりません。
プロレスのバックドロップの様に、相手の腰だけを抱えてもいいと思いますが、
柔道のルールでは、腹ばいになって畳に伏せれば、
バックを取られてても、相手にポイントが入る訳ではないので、
腹ばいになって逃げられるのを阻止するという意味では、
図の様に、相手左腕ごと、抱えてクラッチすると、
相手は左手が使えないので、腹ばいになりにくいです。
クラッチは、自右手首を自左手で掴むと、道着などを掴むより、
相手の腰周りに、よりタイトに、隙間なく密着できると思います。
この体勢からは、自左足を相手左足の外側にあてて、
自分の左後方に、相手を引き付けるように倒せば、
「横四方」などのの抑え込みにも持ち込みやすいと思います。


