自分事になりますが
ダイエットのお話を。
1年くらいで10キロ近く、体重が減りました。
「10キロ痩せたんだぜ、どうだ、え?」
とは言えない。あくまでも10キロ近くであります。
近頃では
夕食の代わりに何かを食べたり、
工夫を凝らした運動で以て、
「3ヶ月で7キロ減量です」なんて話が多いようですが、
突貫工事というのか、
痩せたことに変わりはなくとも、痩せる肉体にはならん、
良く知りもせず……それは承知ですが、そういう印象がございます。
さて
自分がダイエットを始めた、そのきっかけは
先ず着られる洋服があまりにも少ないという事情があります。
もとより痩せる痩せないに関わらず服の寸法が合わない
ワタクシの体でございます。
長身、(ブーツを履くと190近い、でも病的な猫背です)
肩幅50センチ前後、胸囲110センチオーバー、
(以前やっていた運動の所為でもあります)
(そういう造りの体に脂肪が乗っかると……解りますよね)
何より、ひどく腕が長く、本当に長い腕でして、
袖丈が合うかどうか、肩がきつくないかどうか、
これで着るものを選ばねばならない。
足も長い。某洋服店のパンツなど
つんつるてんでございます。
「自慢してんのか、え? あんた、自慢したいのか?」
なんて思わないで下さいませ。
こうした体格で得をしたことは、およそありません。
また均整の取れた体形でもないのです、これがまた。
(もっと言えば、スタイルいいね、なんて言われたことはない!)
とにもかくにも着られるものがないので
痩せてみようかと考えた次第です。
決定的なのは顔の太り方でございます。
二十歳頃の写真を眺めると
(この頃、ある運動をしていました)
とんでもない色の髪、日焼け屋さんでこしらえた黒い肌、
頬はこけて、暗い青春に燃える瞳(何言ってんだか)
危なっかしい熱意や自惚れに輝く若者の姿が認められます。
そして太った自分を眺めると、
ひどく丸くなり、垂れ下がり、しょぼくれて、
元気もなく、敗残者の様子です。
「これが自分なのか、え? これが!」という
見方の他ない。
それでダイエットを始めた、という次第であります。
やりたいようにやって、多少の成果はあったので、
また機会がありましたら方法など書いてみようかと
思います。(きっと参考にはなりません)
その苦しみとカタルシスについて。
ダイエットがダイエットではなくなった狂気の経緯について。
