この記事を読んで頂きありがとうございます![]()
はじめての方はこちらをご覧下さい。
これは介護老人保健施設(老健)で働く現役介護士が、実際に施設を利用しないと分からないルールや決まり事をご紹介するシリーズです。
はじめの記事はこちら。
前回の記事はこちら
お風呂は毎日入れるの?
施設での入浴は基本的に一週間に二回。
これは介護保険法で定められている回数が『二回以上』となっているからです。
一週間に二回以上入浴できることを売りにしている施設もあります。逆に言うとそれが売りになるくらい『一週間に二回』というのが施設の常識みたいになっています。
二回以上入浴できる施設は、そのために余程の人員を確保しているのでしょう。
浴槽は様々で、家のような浴槽から座ったまま入れる浴槽、更には寝転んだまま入れる浴槽もあり、幅広いです。
浴室も一人用〜銭湯みたいな多人数用までと様々です。
入浴前は必ず体温、血圧、脈拍を測ります。
結果に異常があれば体を拭くのみ(清拭)に切り替え、利用者様の生命の安全を守ります。
施設での入浴時間を日中にするのも、職員数が多く、病院も開いているという部分が関係しているでしょう。
入浴時間の目安は一人三十分、多いと思われるかもしれません。
これは脱衣場に入ってから出るまでの時間を含むので、湯船に浸かる時間は平均で五分くらいです。
もちろん、利用者様個人に合わせて多少前後します。
シャワーだけで済ませたい利用者様、長湯が好きな利用者様、認知症等の影響で自分の意思を発せない利用者様、その方に合わせた介助を心掛けています。
本来は好きなだけお湯に浸かって頂きたいですが、高齢者は疾患を持っておられる場合が多いので、身体のことを考えると妥当ではないでしょうか。
利用者様の入浴中は必ず一名は職員が付き添います。
これは自立している利用者様でも例外ではなく、溺れることや体調の急変、浴室内での転倒を防ぐためです。
シャンプーやボディソープなどを家から持参されている方もおられます。
次回に続きます。





