この記事を読んで頂きありがとうございます。
はじめての方はこちらをご覧下さい。
この記事は中卒ひきこもりニートから介護士になった自分の今までを振り返るシリーズの最終話です。
最初の話はこちら
30年以上、どちらかと言うと40年に近い出来事を振り返って来ました。
いじめ、高校中退、ひきこもり、ニート、先の見えないフリーター、そしてハラスメントからの退職。
いつの時点でも共通することは「当時は絶望したような事でも、今になって考えると希望はあった」という部分です。
色々な所でしばしば言われることですが、もうどうしようもないと感じても、生きている限りは大概何とかなります。
エネルギーが溜まるまで休み、機をうかがうのも良いでしょう。
自分が楽しいことだけしていたら、いつの間にか困難に打ち勝っていた。ということもあるでしょう。
誰かに助けを求めても良いし、全力で逃走しても良いと思います。
自分の選択にとやかく言う権利があるのは、本当に自分のことを思ってくれている人だけです。
その人たちでも口を挟むことしか許されません。自分の人生に何かあった時、責任を取ることができるのは自分だけです。
もちろん多くの人に助けて頂き、感謝してもしきれない程ですが、今まで自分の人生は自分で選択してきたと思っています。
今後も、困難に直面した時は泣き顔で必死にもがき、後で困難を振り返って「良い経験だったな」というような生き方、『喉元過ぎれば熱さ忘れる』的な生き方をしていく所存です。良い意味で使われることわざではありませんが…
四年前に入学した通信制大学はこの四月に卒業予定です。
家族で過ごす時間も比較的取れています。
介護士としてはこのまま行けば10年目に突入するでしょう。
中卒でひきこもりでニートだった私は、今は大卒でパパで介護士になりました。
自分では、わりとユニークな自分の人生を気に入っています。
生きるのがしんどい時もたまにありますが、多くの人に助けられ何とかやっています。
このシリーズを見て下さった方、1話だけたまたま見て下さった方、ありがとうございました。
自分の不幸自慢にならないように気をつけたつもりですが、そう捉えられた方もおられるかもしれません。
また、中卒はこうするべきだ!ひきこもりはこうするべきだ!と言う書き方もしないよう気をつけたつもりですが、そう見えたかもしれません。
●私はこんな辛い人生を歩んできた悲劇の主人公なんです
●私は様々な困難を乗り越えて来たからお手本にしなさい
世の中には両方のタイプの人がいて良いと思います。
ただ、自分がそのタイプになるのはイヤだと思っているのに、似通ってしまう部分があり日々反省です。
正直に言うと心の中には、同情をしてもらうのではなく、価値観を押し付けるのではなく、自分なりに知識や経験を提供し結果的に誰かを救える人になりたいという憧れがあります。
いつか自分の体験を良い感じにまとめて本を出したいなんて夢もあります。
…まあ夢の話は置いておいて、憧れた人になるためにも、これからもブログを書きます!!
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