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勝ち組・負け組という言葉があります。
現代では人生の勝者か?敗者か?という意味で使われていますが、何が勝ち組かの基準は曖昧です。
漠然としたイメージでは大企業の後継ぎとか、年収1000万プレイヤーなんかが勝ち組な気がしますが、本当のところはどうなのでしょうか?
先日、この勝ち組の基準について考えさせられる経験をしたため、ここでお話しさせて下さい。
ひきこもり支援のボランティアに行った時、ある不登校の高校生と話す機会がありました。
その高校生は関西で指折りの高級住宅街に住んでおり、両親が高収入の仕事をしていました。
お屋敷といった方が相応しい家の駐車場には高級外車が数台並んでいます。
平凡な家庭に産まれ、決して高いとは言えない年収で働く介護士の私としては、正直うらやましい気持ちになりました。
この記事のテーマに合わせて言えば「勝ち組やな。」と思ったわけです。
その高校生とは色々な話をしました。
趣味の話、学校の話、将来の話、そして私の話などです。
私の話になった時に、結婚して子どももいるという事を聞いたその高校生は「家庭を築いているなんて勝ち組ですね。」と言ってくれました。
私が勝ち組だと思った人に勝ち組という評価を頂き、戸惑います。
それと同時に「何が勝ち組かって、本当に人によるんやな。」としみじみ思いました。
その高校生と会ったのは短い時間ですが、お世辞で言われたわけでなく本当にそう感じているんだなと、思わせてくれるような真っ直ぐな子です。
世の中には学歴が低いこと、収入が低いこと、友達がいないことを挙げて「お前は負け組だ」と馬鹿にする人もいるかもしれません。
自分の今の職業や、見た目、名声などを鼻にかけて「自分は勝ち組だ」と自慢する人もいるかもしれません。
けど、何が勝ちで何が負けか?その基準は自分次第です。
そして人生の評価は死ぬ瞬間まで覆る可能性があります。
世間の評価に流されず、生きていきたいな。
そう思わせてくれた出会いでした。
余談になりますが、この記事でブログ投稿300回を達成できました!
これも読んで下さる皆さまのお陰です。
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