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はじめての方はこちらをご覧下さい。
三つの介護老人保健施設(老健)で合計8年以上介護士として働いた経験から、利用者様の1日の過ごし方(老健バージョン)を書いてみました。
利用者様の過ごし方から本当に良い施設とはどんな施設か?考えていきます。
意識した点は二点、見やすさ重視で極力シンプルにすること、出来る限り利用者様目線で書くことです。
老健によって前後1時間くらいズレますし、毎日実施していない施設、違うことをしている施設もあるかとは思います。
ただ、経験&介護士仲間から聞いた上で、できるだけ共通している部分、平均的な部分をピックアップしました。
5時〜7時 起床
8時〜9時 朝食
10時 ティータイム
午前入浴(一週間に二回)
11時 体操
12時〜13時 昼食
14時 レクリエーション
午後入浴(一週間に二回)
15時 おやつ
18時〜19時 夕食
19時〜21時 就寝
消灯
22時〜5時 随時見回り
あとはテレビを見る、書き物をする、タオルたたみやコップ洗いなどの業務を手伝ってくださる、などもあります。
リハビリを沢山している施設は良い施設だ!
レクリエーションを沢山している施設は良い施設だ!
部屋にこもらないようにしてくれる施設は良い施設だ!
などのイメージを聞くこともたまにありますが、本当に重要なのは『休みと活動のバランス』です。
何事もやり過ぎれば身体か心にガタが来るでしょう。
また、休みがあるからこそ活動を頑張れます。
更に言うならばそのバランスを個人に合わせて、少し活動寄りにする施設が一番良い施設だと私は思います。
職員側の視点に立っても、やることが沢山ある施設=職員に高ストレス、過重な負荷をかけることになるでしょう。
そうなれば虐待のリスクが高まったり、退職者が続出して深刻な人員不足に陥るので、結果的に利用者様へしわ寄せが来ます。
ほどほどの忙しさが一番です。
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