介護リーダー徹底解説⑦リスクマネジメント3つの鉄則と3つのコツ | 老健介護士になったアラサー中卒ひきこもり(10年目)

老健介護士になったアラサー中卒ひきこもり(10年目)

いじめ、高校中退、ひきこもり等を経験し介護士になりました。私の経験が誰かの役に立てばと思いブログをしております。

ブログに来て頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことが、
私のモチベーションです照れ

 

 

これは、私が介護リーダーとして

働く中で見つけた

課題や問題を解決する方法などをまとめた、

言わば『介護リーダーの攻略法』を

ご紹介するシリーズです。

 

最初の話はこちら 

 

前の話はこちら

 

 

S(See)で客観的な情報を集め、

T(Think)で徹底的に分析を行った後は、

改善の計画であるP(Plan)の番です。

 

P:対策の立案

 

STPDサイクルのイメージ図

 

計画を成功させるためには

3つの鉄則と3つのコツがあります。

 

ここで言う鉄則は

「これを欠かしたら計画が失敗する」

というもので、

コツは「これがあれば計画の質があがる」

という意味で使っています。

 

●3つの鉄則

 

鉄則1は、いつでも実施できるか?です。

 

どんな素晴らしいケアでも、

暇な時にならできる、人がいる時にできる。

 

そんな、実施したりしなかったりするようなケアは、

「やらなくてもよいケア」だと職員に認知されます。

 

やらなくてよいケアをやる余裕はないので、

自然とその素晴らしいケアは

消滅してしまうでしょう。

 

それに日によって、

時間によってサービスの質が

変動するような店は、

商売が成り立ちません。

『忙しいとおつりをくれないコンビニ』

なんて最悪ですよね?

 

とは言っても、

24時間365日同じサービスを

提供することは不可能です。

 

いつでも=忙しさと人員充足度の平均値

「ほどほどに人がいる」

「ほどほどに時間がある」

このくらいで考えましょう。

 

 

鉄則2は長期的に実施できるか?です。

 

これは鉄則1と似ていますが、

鉄則1が守れていたとしても、

職員が1日10分ずつ

サービス残業しないといけない。

 

みたいな負荷がかかる業務だと、

いつか破綻してしまいます。

 

必要なケアが

業務の流れに組み込まれていることと、

時間や労力が大き過ぎないことが、

長期的に継続するポイントになります。

 

 

鉄則3は誰でも実施できるか?です。

 

鉄則1、2が

継続を意識したものであることに対し、

この鉄則3は

ケアの品質を意識したものです。

 

誰でも=「一人立ちした新人」や「

課題に関わる一番能力が低い職員」など、

能力の下限に合わせますが、

誰がやっても均質のサービスを提供できる。

というのは、

サービスの基本ではないでしょうか。

 

 

 

 

●3つのコツ

 

1つ目はゴールが定めにくいもの

(情報収集や試行錯誤が必要なもの)は、

期限を決めて、

期間の終わりをゴールとすることです。

 

これは、目途をしっかり立て、

計画がどこまで進んでいるか曖昧にせず、

誰も計画の現状を把握していない

という状態を避けるための処置です。

 

 

2つ目は

ゴールまでの大まかなイメージができること。

 

「大まかなイメージ」という言葉を

より詳しくすると、

要所要所でどうなるかの予想が立てられる

ということになります。

 

出たとこ勝負の思い切りが大事とか、

物事は予想通りにいかないから

その場に合わせた柔軟な対応が大事とか、

そんな考え方もあります。

 

リスクマネジメントにおいても

一部同意できるところもありますが、

利用者様の命と人生を預かる介護の仕事だけに、

行き当たりばったりではなく、

あらゆる事態を想定した計画を

作ることが理想です。

 

 

3つ目は、

過去の似たような事例を把握し、

上手くいった解決方法を真似ることです。

 

人が人を相手にする仕事なので、

全く同じケースは1つとしてありません。

 

なので、個人に合わせての調整が必要ですが、

先輩たちの努力と叡智が詰まった

『過去の事例』を参考にした方が、

課題解決への近道となる場合が多いです。

 

 

D:周知と実施

 

 

DOは実施や実行という

意味合いで使われることが多いですが、

実行する前には計画を職員に

『伝える』という動作が必ず入ります。

 

この周知の部分の精度次第で

結果は大きく変わります。

 

なので、

私の場合はDの中に周知も入れています。

少し強引ですが

『Dentatsu』伝達のDと覚えてください。

 

ここで突然ですが、周知の大切さを

知っていただくための二つの質問を、

心の中で回答お願いします。

 

 

Q1 どちらが覚えやすいですか?

 

A ひなうおぎわしせ

 

B ここはにほんです

 

 

Q2 どちらの挨拶の効果が高いですか?

 

A「大きな声であいさつすると良い」

と教わってからする挨拶

 

B「みんなに聞こえて、

元気な印象を周囲に持ってもらうために

大きな声であいさつすると良い」

と教わってからする挨拶

 

二者択一のドット絵

 

どちらもBが正解です。

Q1は何かを伝えたいときに

意味が伝わることの重要さを、

Q2は何かを相手にしてもらう時に

その理由を知ることの重要さを、

それぞれ示しています。

 

意味や理由を伝えるためには、

何度も立ち止まり、

相手の理解度を確かめると良いです。

 

そして、複数のルートを利用して、

部署内に

確実に周知できるようにしましょう。

 

周知の際には職員たちに、

「この人は自分のために

やろうとしているな。」

そう思われてしまえば終わりです。

 

協力が得られにくくなりますし、

みんなのモチベーションも低下します。

 

あくまでも

利用者様のため、職員みんなのため。

その気持ちが

伝わるように話して下さい。

 

実施がうまくいかない場合に

良く使われている言葉の一つとして、

臨機応変という言葉があります。

 

これは本来、

全て現場判断、自由というような、

判断した個人に

結果の責任を負わせるものではなく、

リーダーを中心にルールを具体的に決め、

その中で動くという、

ある程度結果が出せる状況を作った上で、

通用する言葉です。

 

つまり、

行動の責任を負うべきはリーダー。

だからこそ、他人任せにしないように、

STPDサイクルを主体的に

回していきましょう。

 

メンバー全員に実施してもらうこと、

その記録を残してもらうこと。

当たり前のようですが、

この二つを徹底することが、

次のSTPDサイクルにつながります。

 

一回のサイクルで課題解決しなくても、

次の、その次の、そのまた次の…

 

成功するまでサイクルを回し続ける。

そんな覚悟も必要です。

 

覚悟を決めるイメージ図

 

何かを変える時に反対意見は付き物です。

良い変化でも悪い変化でも、

今までのやり方を変えることは

不安ですし、疲れるので当然の意見です。

 

その気持ちを理解できないリーダーに

人は付いてきません。

 

しかし、リーダーに関しては

それが良い変化だと思ったのならば、

あらゆる手段を使ってでも、

他の職員の協力を得て、

現状に変化を起こしてください。

 

 

リスクマネジメントができず、

死亡事故や虐待が起これば、

困るのは自分だけではありません。

 

利用者本人、そのご家族、

他の利用者様、全職員、施設関係者。

 

リーダーとして、みんなのために

頑張っていきましょう!

 

次回は四大業務の三つ目、

職場環境の改善についてです。

 

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