優しい自分を作る。介護のプロとして大切なもの | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

高校中退、ひきこもり等を経験し20代後半で介護士になりました。老健に勤務。
私の経験を誰かの役に立てたいという自己満足でブログをしております。
(介護福祉士・一児の父)

 この記事を見て頂きありがとうございます。
皆さまに読んで頂くことが私のモチベーションです(^^)
 
 
利用者様の介助をしていると、「先生は優しいね。」とか「あんたは良い人や。」とか言って頂けることがあります。
 
それ自体は嬉しいですし、利用者様に褒められることは介護職ならではの喜びの一つです。
 
笑顔のドット絵
 
しかし本来の私は怒りっぽい人間で、すぐイライラしてしまう性格です。
 
それでも自分はプロの介護士だと思っています。
ではプロの介護士とは何でしょうか?
 
 
介護は人間同士が関わり合う仕事です。
 
職員も人間なので、利用者様相手にイライラすることもあります。
 
業務的に追い込まれていると口調や態度が乱れることもあります。
 
褒められた事では無いのは分かっていますが、人間ならば多かれ少なかれ同じようになるでしょう。
 
ただ、その感情の乱れを自制できるのがプロの介護士です。
 
誤解されやすいですが「自制をする」とは「イライラしない」「怒らない」ということではありません。
 
先程言ったように人間であればそれは不可能だからです。
もし怒らないことを続ければ強いストレスを感じるでしょう。
 
つまり「自制をする」とは「相手に感情の乱れを悟らせない」ということなのです。
 
悟らせない為に必要なのが演技力です。
 
イラッとしても笑顔を作る、声は平静を装う。焦っていてもゆっくり動く、利用者様と雑談をする。
 
これらは自分の素でなくて良いですし、本心からでなくても良いです。
 
怒りのコントロール、アンガーマネジメントという技術もあります。
 
「立場が人を作る」という言葉があるように、程度の差はあれど皆が演技をしています。
 
演技をする理由は何でも良いです。
 
怒られるから。仕事だから。モテたいから。
立派な人間を目指すから。
嫌われたくないから。楽だから。
出世したいから。尊敬されたいから。
 
演じる対象が「プロとして仕事をしている人」であれば良いのです。
 
演技力が無ければプロの介護士ではないとさえ言えます。
 
介護士は「優しい自分」を作ることで、利用者様の生活しやすい環境を作っているのです。
 
 
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駄文失礼しました。
最後まで読んで頂きありがとうございます(^_^)