#48 『革命』
「世界のどこかで誰かが被っている不正を、
心の底から悲しむ事のできる人間になりなさい。
それこそが革命家としての一番美しい素質なのだから」
これは、キューバの革命家 Che Guevara(チェ ゲバラ)
がキューバを去ってボリビアに向かうに当たり、
自分の死を予感して5人の子供たちに残した手紙の一部である。
話は変わり、僕が以前電車に乗っていたときのこと。
僕の目の前に座っていた男性が
音楽を大音量で聞いていたため激しく音漏れしていた。
すると僕の隣に立っていたおじさんが不快に思ったのか注意した。
しかし注意した相手は
音が漏れない程度の音量で聞いていた全然関係のない若者だった。
注意してる途中、勘違いに気づいたのか音漏れの方をチラリと見ると
その男は見るからにイカつい、がたいのいい男だった。
おじさんはビビってしまい若者に間違いを謝る事なく黙ってしまった。
僕は思った。若者がかわいそうだと。
なにもしていないのにいきなり怒られ、
勘違いと分かったにもかかわらず謝りもしない。
イカつい男にビビるのは勝手だが、
過ちに気づいたのならせめて謝罪くらいしろと。
僕は悲しかった。この若者の気持ちを思うと心の底から悲しいと思った。
そう、僕は革命家としての一番美しい素質を持っていた。
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放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
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#47 『向井秀徳という人間』
僕は、テレビが好きで放送作家になったのだが、
テレビと同じくらい好きなのが音楽。
そんな音楽好きな僕が、大きく影響を受けた人、その人は、
向井秀徳という男。
彼の音楽は一言で言うと、「変態」。
彼は「ZAZEN BOYS」というバンドのボーカルを務めているのだが、
その音楽が、突然リズムが変わったり、
突然無音になったり、突然喋り出したりと、
まぁ、飽きさせない。
かれこれ、このバンドのアルバムを
恐らく1000回以上再生していると思うのだが
未だに完璧に歌えた事がない。
しかし、それが知らず知らずのうちに癖になっていき、
気づいたら、彼の音楽の中毒になってしまっていた。
僕の友人に、「ZAZEN BOYS」のファンがいるのだが、
その友人と会うと口を揃えて
「普通の音楽じゃ物足りない」という話になるのだ。
やはり、なんでも「普通」ではつまらない。
始めは受け入れがたいくらいの方が、
ずっと愛される楽しめる作品が生み出せる。
僕はそういった、いろんな人が癖になる、中毒になる、
そんなテレビを作りたいと常々思っている。
放送作家 マーク若葉
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#46 『桜×女性=大バカ男になりたい』
「もうすぐ春ですね♪」
そんなメロディーに乗せて。
春の兆しを感じる今日この頃。
もうすぐ花見の季節が到来する。
そして、日本中の男たちの中で今年も桜を巡る熱い戦いが始まる。
「桜の木の下で旨い酒と綺麗な女性」を見るために
オトコ達は場所取りに駆り出される。
全ては女性を悦ばせる為だけに、男性たちは不安な一夜を明かす。
男性のやる気は女性によってもたらされるといっても過言ではない。
桜を見るというよりも、ただ貴女の笑顔が見たいから。
その一瞬のために精魂を使い果たすDNAが
太古の昔から男性には刻み込まれている。
男性とは女性のためにばかにならなければならない生物である。
女性のためであれば、どの男よりも大ばかな人間になりたい。
また桜の季節がやってくる。
男たちの戦いの季節が…
放送作家 岡山 桃
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