#368『♫いい湯だな、AHAHAN』
皆さんは、銭湯に行く事があるでしょうか。
僕はたまたま近所に銭湯があり、時々行きます。
先日その銭湯に行った時の話。
僕がシャワーの前で、頭を洗っていると後ろから
「セントゥー」「セントゥー」
そんな声が聞こえて来ました。
ハッと振り返ると、2人組の外国人の方々でした。
1人はポッチャリ系だったのですが、
もう1人はかなりシェイプアップされた
リアル「テルマエ・ロマエ」の様な肉体でした。
この銭湯で外国人の方を見たのは初めてです。
周りのおじいさん達も2人に釘付け。
僕達の視線をものともせず、はしゃぎまくる外国人2人組。
本場の英語だったので、何を言っているかほぼ分からなかったのですが、
しきりに「Mt.Fuji」「Mt.Fuji」と繰り返していたのだけは分かりました。
確かに、その銭湯の壁に描かれていたのは、「鶴」。
富士山の絵を期待していたのでしょうか。外国人2人組少し寂しげでした…
そして、遂に湯船に浸かる2人組。片足を湯船に浸けた瞬間、
「Oh!!!」
2人同時に叫びました。熱かったようです…
確かに銭湯のお湯はかなり熱めなので、
湯船に浸かる文化の無い外国の方は特にビックリされるかもしれません。
富士山も見れず、湯船にも浸かれず、困った様にウロウロする2人組。
そこへ常連の御歳72歳、斉藤さんが湯船へ。
勢い良く肩まで浸かる斉藤さんを見て、
「Oh…」
驚きの声をあげる外国人2人組。
日本人の強さを見せた斉藤さん。
湯船に浸かり赤くなった顔もどこか誇らしげです。
その後、シャワーを一通り楽しみ2人組は脱衣所へ。
まだ何かあるかなと思い、僕も脱衣所へ。
きっと「セントゥー」の感想を言い合っているのでしょう。
2人で何か話しながら、売店へ。
コカコーラを買っていました…
そ、そこはフルーツ牛乳だろ!
僕に、英語力があればそうツッコメたのに…
そう後悔しながら、僕は、銭湯を後にする
外国人2人組を番台のおかみさんと一緒に見送ったのでした。
放送作家 写六家
ウノプロダクション株式会社
放送作家集団ストレンジャー
http://www.unopro.co.jp
放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
http://www.unopro.co.jp/housousakka_prj.html
#365『喜劇王』
1889年にイギリスで生まれた喜劇王・チャーリー・チャップリン。
俳優、脚本家、そして映画監督として
「モダン・タイムス」「ライムライト」など、
数々の名作を誕生させたのである。
チャップリンは、生まれてすぐに両親が離婚したため、
母・ハンナに育てられた。
貧しくても一緒に住めるうちはよかったが、貧民救済施設に送られ、
母・ハンナと離れ離れになってしまう。
母・ハンナとの面会の時、チャップリンは病気を患っていた。
丸坊主で茶色いヨードチンキまみれになっていたが、
母・ハンナはそんなチャップリンの姿を見て大笑いした。
「どんなに汚くてもいい、お前はほんとに可愛い!」
と言い、抱き寄せてキスをした。
どんな自分であっても受け入れてくれる母・ハンナの存在。
それを足場にチャップリンは、
「笑い」を武器として、社会に打って出たのである。
薄汚い屋根裏部屋で過ごした極貧の幼少期を経て、
芸1つで大富豪にのし上がった。
「笑い」について
チャップリンが語ったプレミアムワードががこれである。
「笑いとはすなわち反抗精神である」。
放送作家 石川心水
ウノプロダクション株式会社
#364『面白い学問対決』
皆さんは普段どんな人達と飲みますか?
きっと同じ学校、職場、
とにかく価値観や目指しているものなど
共通点がある人達と飲む場合が多いかと思います。
確かに話が合うメンバーとの飲み会は楽しいです。
でも、全く共通点がない人と飲んでみるのも、
新たな発見があって面白いのでは?
そう思って僕は、全く共通点が無いもの同士での
飲み会をセッティングしました。
そこで集めたのが哲学科に通う友人と数学学科に通う友人の2人。
案の定、全くと言っていい程共通の話題がありません。
「失敗した…」と思っていたのですが、
酒も進み3人ともほろ酔い気分になり始めた時、
数学屋が哲学屋に言いました。
「哲学なんて何が面白いの?曖昧な事をダラダラ議論してるだけ」
やりやがりました。
「は?数学なんて、答えが一つしか無いロマンの無い学問じゃん」
哲学屋も言い返します。
ここから数学屋と哲学屋によるアピール合戦となりました。
2人の話は、専門すぎて素人の僕にはほとんど何を言ってるか
分からなかったのですが、いくつか面白い話をしてくれました。
数学屋は、「素数(1と自分自身以外に正の約数を持たない自然数)」
の話をしてくれました。
「31は素数。331も素数。3331も、もちろん素数。
でもな、333333331は素数じゃないんだよ」
17×19607843で因数分解できてしまうらしいです。
この様に素数を規則的に続いている様に見えても、
いつかは素数にならないものが出て来てしまうというのです。
ほー。
哲学屋は、「人体を構成する細胞は数年で全て入れ替わる。
そうすると入れ替わる前の自分と入れ替わり後の自分は別人ではないのか?」
という話。
「記憶が同じなら、同一人物じゃないの?」と質問してみましたが、
そういう話でもないよう。必死に説明をしてくれましたが、
ちょっと理解できませんでした。
「ごめん、哲学屋。今回は数学の方が面白かった」
ぼくはそう結論づけました。
哲学屋はかなり悔しかったようで、数学屋にリベンジを誓い、
巣鴨へと帰っていきました。
共通点の全く無い者同士の飲み会。
これはこれで勉強になります。
第2回戦の日取りは決まっていませんが、哲学屋の逆襲が楽しみです。
放送作家 写六家
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放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
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