変身
脳移植によって一命をとりとめたが、ドナーに徐々に人格を乗っとられ、恋人にも嫌気が差し、ついには猟奇的な殺人を犯してしまう。
それでもなお元の自分が生きている証を求めて絵筆を握る。
自分とは何か、心はどこから生まれるかということを考えさせられた。
評価：★★★★☆
- 変身 (講談社文庫)/東野 圭吾
- ￥620
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予知夢
- シリーズ二作目だけあって科学とミステリーのコラボに研きがかかった感がある。
- 湯川草薙コンビも板についてきた。
- 科学で謎が解明される鮮やかさに新鮮な驚きが味わえる。
評価：★★★☆☆
- 予知夢 (文春文庫)/東野 圭吾
- ￥530
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探偵ガリレオ
- 東野圭吾を読むのは初めて。
- いかにもシャーロック・ホームズの現代版。
- 科学で事件を解決に導く鮮やかさ、クールさは読み応え十分だが、
- 人物の心の描写に物足りなさを感じる。
- 評価：★★★☆☆
- 探偵ガリレオ (文春文庫)/東野 圭吾
- ￥570
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イン・ザ・プール
伊良部のような子供っぽさがあったら、人間もう少し楽に生きられる。
映画もDVDで観ましたが、原作と違って伊良部先生太ってない。
でも面白かったです。
評価：★★★★★
- イン・ザ・プール (文春文庫)/奥田 英朗
- ￥530
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紅い花・ねじ式
- このじっとりとした感じ、読まねば分らぬ。
評価：★★★☆☆
- 紅い花 (小学館文庫)/つげ 義春
- ￥610
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- ねじ式 (小学館文庫)/つげ 義春
- ￥610
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フェルメール全点踏破の旅
- 一点一点、作品のいいところ悪いところを噛みしめることができます。
- これ持ってオランダに行きたくなる。
評価：★★★★☆
- フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版)/朽木 ゆり子
- ￥1,050
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松下幸之助 夢を育てる
経営の神様と言われた理由が分かった。経営に秀でた人というよりは、むしろ神様のような人格者が経営をしていたと言うのがふさわしい。こんな人にこそ総理大臣をやって欲しい。
評価：★★★★★
- 松下幸之助 夢を育てる―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)/松下 幸之助
- ￥530
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トゥルー・ストーリーズ
ポール・オースター の自叙伝的作品。
この人の作品はほとんど読んでいるが、多くの作品に通底するテーマは偶然の持つ力である。
登場人物は常にその時その瞬間に出来る限りのことをし、一方で人知を超越した偶然の力が合わさって、物語はいつも想像もつかない展開を見せてくれる。
いい時もあれば悪い時もあり、一行一行から目が離せない。
しかし現実世界もまた、オースター作品にひけをとらないほど偶然性に満ちている、ということを本書が証明してくれている。
オースターは自身が経験したいくつもの信じがたい物語を克明に綴っており、それらがオースター作品のみならず、彼の人生をも規定していることを告白している。
オースター作品に共通するもう１つのテーマである、父親の存在についても、簡潔に明かされている。
ファン必見の一冊だ。いや、ファンでならずとも。
評価：★★★★★
- トゥルー・ストーリーズ (新潮文庫)/ポール オースター
- ￥620
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