これを読んでも本の内容は決して分からない個人的読書ブログ -6ページ目

顔のない裸体たち

出会い系サイトで知り合った男女。女は普段は真面目な高校教師。

女は男の執拗な求めに応じて、あるいは性の快楽に目覚めて、

匿名で自らのH写真をネットにUpすることを許してしまう。

しかも女は自分がネットの世界で注目を浴びることに快感を覚え始め

その行為は徐々に過激さを増す。そして、ついには・・・。


こう書くと単なるエロ小説ですが、著者はそのような性風俗を通してネットの闇を鋭くえぐっています。

日食、一月物語のような難解な懐古調ではないので辞書なしで読めますよ。


評価:★★☆☆☆

顔のない裸体たち (新潮文庫)/平野 啓一郎
¥380
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ポトスライムの舟

いまこの現代日本で生活し、身のまわりの日々の営みを緻密に観察しているからこそ書ける小説なのかな。力のほどよく抜けたユーモアが好き。


評価:★★★☆☆


ポトスライムの舟/津村 記久子
¥1,365
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一月物語

古典のような神話のような独特の感触を持っている。

見てはいけない禁断の世界に入ってしまったような妖しさがある。

なんというか、濃すぎて鼻血が出そう。


評価:★★★☆☆

一月物語 (新潮文庫)/平野 啓一郎
¥380
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こころ

それから

三四郎

大学に入るため田舎から東京に出てきた三四郎が、周囲の人との交流を通してだんだんと自分の世界を広げていく。若者の悩みは、今とそんなに変わらない。


三四郎 (新潮文庫)/夏目 漱石
¥340
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悩む力

読むべき悩める小説として夏目漱石を挙げていて、この後すかさず三四郎以降を買い込んだ記憶がある。
悩む力をつけよう。

評価:★★★★★

悩む力 (集英社新書 444C)/姜 尚中
¥714
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日蝕

錬金術師・賢者の石・ホムンクルスと聞けばファンタジー好きが飛び付きそうなテーマだが、『鋼の錬金術師』みたいなドラマチックな冒険活劇ではない。


時はルネサンスの風が吹く15世紀、民衆の耳目を集め始めた異教の教えをキリスト教に取り込むべく、神学僧ニコラは『ヘルメス選集』なる文献を求めてフィレンツェに向かう。


陰と陽、男と女、太陽と月。

それらが融合した瞬間、聖性が具現する。

このあたりの描写、元旦に読むにはちょっとグロかった。

期待してたものが意外とグロかった、という感じは松本人志の「大日本人」に似てるかも。。


評価:★★☆☆☆

日蝕/平野 啓一郎
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白川静

漢字マザーなる字の母型によって様々な漢字の起源を辿るくだりはかなり興味深い。


評価:★★★★☆


白川静 漢字の世界観 (平凡社新書)/松岡 正剛
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