マーケティングの基本
マーケティングの基本的な考え方や手法について、
項目ごとに数ページずつ解説されています。
かいつまんだ説明なので実行するにはそれぞれの手法について別途学ぶ必要があるかもしれませんが、
その前段の入門書としては結構いいと思います。
とりあえずざっと目を通して、必要な時に再度見返すという使い方になりそうです。
評価:★★★★☆
- この1冊ですべてわかる マーケティングの基本/安原 智樹
- ¥1,575
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ザ・ゴール2 思考プロセス
- 前作から10年後という設定。
- デイブとシャロンは悩めるティーンネイジャー、ジュリーは結婚コンサルタント、そしてアレックスは堂々のユニコ社副社長。
- ビジネスや家庭で起きる様々な問題を、<思考プロセス>を用いてアレックス=ロゴが鮮やかに解決してしまう小説仕立てのハウツー本。
- といってもこの本一冊ではその方法は断片的にしかわからないので、かなりの想像力と勘と経験が必要。
- より詳しく勉強したい人はセミナーなりなんなりに呼び込むんですかね。
ちなみに部下ボブの、アレックスへの言葉にじんと来ました。
「どんな問題があっても、いつも側にいて問題を解決できるよう導いてくれました。副社長が見守ってくれているとわかっているだけで、どれだけ安心して仕事ができたかわかりますか。副社長、本当にありがとうございました。」
評価:★★★★☆
- ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス/エリヤフ ゴールドラット
- ¥1,680
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 表紙は萌え系ですが中身は骨太です。
- エッセンシャル版マネジメントから、さらにエッセンスを抽出し、
- 理想的なマネジメントによって活性化される組織<野球部>を
- 感動的な青春ドラマに仕立て上げた傑作。
- 読み物としても普通に泣けます。
- ドラッカー本としても、エッセンシャル版と併せて読むと効果UP大だと思います。
評価:★★★★★
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海
- ¥1,680
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エッセンシャル版マネジメント
ものすごい重要なことがすごくさりげなく書いてある。
自分の仕事に置き換えてよくよく考えて読む必要がある。
評価:★★★★☆
- マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版]/P・F. ドラッカー
- ¥2,100
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トヨタの思考習慣
- トヨタの思考習慣が何に由来して、それがいかにすごいかを説いた本。
- 著者は<思考習慣>という枠組みで本を書きたくてトヨタを題材に選んだが、
- あまりうまくいかなかった、という気がしなくもない。
評価:★★☆☆☆
- トヨタの思考習慣―世界一成功するシンプルな法則 (講談社プラスアルファ新書)/日比野 省三
- ¥840
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暗黙知の次元
- 我々は語れること以上のことを知っており、適切な表現手段が与えられればそれを伝えることができる
- ゲシュタルト(形態)は、我々が知識を探求するときに経験を能動的に形成する活動の結果として成立する(ゲシュタルト心理学 とは異なる考え)
- 暗黙知の次元―言語から非言語へ/マイケル・ポラニー
- ¥1,529
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朝のカフェで鍛える実戦的マーケティング力
教師役と生徒役が出てきてマーケティングについて学ぶという、ビジネス書でよく見かける構成。
マーケティングとは!というのがわかって良いです。
キシリトールの事例には目から鱗を落としました。
評価:★★★★★
- 顧客
- 自社
- 競合
- 競争業者
- 新規参入業者
- 買い手
- 売り手
- 代替品
- 顧客が望んでいて、
- 自社が提供でき、
- 競合他社が提供できない価値
- キシリトールガム
- 治療歯科から予防歯科への転換(サービス中心から顧客中心)
- 差別化、対抗軸、満たされていない顧客の要望
- 価格とサポートなど、具体的指標を軸とした座標で考えるとよい
- ターゲットの明確化
- 目的の決定
- コミュニケーションの設計
- コミュニケーションチャネルの選択
- コミュニケーションの予算設定
- コミュニケーションミックスの決定
- 論理的思考の3点セット
- 主張
- データ
- 理由
- 因果関係で原因と結果を把握する
- 相関関係を見極める
- Plan
- Do
- Check
- Action
- 漏れなく・重複なく
- 朝のカフェで鍛える実戦的マーケティング力―真の仕事力は、理論と実践の両輪から。/永井 孝尚
- ¥1,575
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生き方
まるで仏のような方です。
評価:★★★★☆
以下要点まとめ。
- だれにも負けない努力をする
- 謙虚にしておごらず
- 反省ある日々を送る
- 生きていることに感謝する
- 善行、利他行を積む
- 感性的な悩みをしない
- 知性
- 感性
- 本能
- 魂
- 真我
- 生き方―人間として一番大切なこと/稲盛 和夫
- ¥1,785
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7つの習慣
これは大いに参考にすべき考え方。
評価:★★★★★
以下要点。
- 主体性を発揮する
- 人生の三つの中心的価値(ビクター・フランクル)
- 経験
- 創造
- 態度(最も重要・自分の在り方)
- 反応的な生き方ではなく主体的な生き方
- 約束をし、それを守ること
- 目標を設定し、それを達成すること
- 自分が抱えている問題を一つ選択し、自分の影響の中で取れる行動をとる
- 目的を持って始める
- 原則中心の生き方
- 自分のミッションステートメントを書く
- 第二の習慣を可能にするのは想像力と良心=右脳
- 良い自己宣言の五つの要素
- 個人的
- 積極的
- 現在形のもの
- イメージできるもの
- 感情を表したもの
- 想像力をより高い次元で活かすということは、自分の良心の力を発揮し、独自性を表現しながら、自分自身を超えたより広い社会のために大きく貢献する人生を作り出すこと
- 重要事項を優先する
- 人間固有の性質
- 自覚
- 想像力
- 良心
- 自由意思
- 大きな成果を出す人は、問題に集中しているのではなく、機会に集中している(ドラッカー)
- 相互依存のパラダイム
- 効果的な相互依存は真の意味で自立という土台の上にしか成り立たない
- 人間作りに最も重要な要素は、私たちがどういう人間であるかということ
- Win-Win関係の構築
- 人格・人との関係・合意形成がWin-Winを支える
- 人格
- 成熟とは勇気と思いやりのバランス
- 豊かさマインド―すべての人を満足させることが可能というパラダイム
- 人との関係
- 信頼残高を増やす―相手を理解しようと努める
- 合意
- 実行協定―相互依存的な関係を持って仕事に参加する人々のお互いの期待像を明確にし、それを管理する効果的な方法を提供する
- 理解してから理解される
- 感情移入のコミュニケーション―相手を理解、傾聴
- 第一段階:話の中身を繰り返す
- 第二段階:話の中身を自分の言葉に置き換える
- 第三段階:相手の感情を反映する(右脳の活用)
- 第四段階:内容を自分の言葉で言い、同時に感情を反映する
- エトス、パトス、ロゴス、効果的なプレゼンテーション
- エトス:個人の信頼性、人格
- パトス;感情意休
- ロゴス:理論、論理展開
- 相乗効果を発揮する
- 相乗効果は人生において最も崇高な活動
- 相違点を尊ぶ
刀を研ぐ
- 最新再生の四つの側面
- 肉体側面
- 精神側面
- 知的側面
- 社会・情緒的側面
- 最新再生の四つの側面
- 7つの習慣―成功には原則があった!/スティーブン・R. コヴィー
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フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
非常によく調査、研究した結果だと思う。
評価:★★★★★
一部抜粋。
デジタルのものは、遅かれ早かれ無料になる
- 競争市場では、価格は限界費用まで落ちる。インターネットは史上最も競争の激しい市場であり、それを動かしている手クロノロジー(情報処理能力、記憶容量、通信帯域幅)の限界費用は年々ゼロに近づいている。フリーは選択肢にひとつではなく必然であり、ビットは無料になることを望んでいる。
アトムも無料になりたがるが、力強い足取りではない
- デジタル世界の外では限界費用がゼロまで落ちることはめったにない。しかしフリーは人の心をひきつける魅力があるので、マーケティング担当者は自分たちのビジネスを見直し、無料にするものと有料にするものを決めることで、常に無料を実現する方法を見つける。
フリーは止まらない
- 製品が無料になるのを止める手段が不正コピー防止や恐ろしい警告しかないとすれば、必ずそれを破るものが出てくる。
フリーからもお金儲けはできる
- フリーは新しい顧客を獲得するドアを開けてくれる。
市場を再評価する
- 価値のあるものを無料で提供し、その周辺でビジネスをする。
ゼロにする
- いつか無料になるなら真っ先にやっておく。無料にすることで何ができるか考えてみる。
遅かれ早かれフリーと競いあうことになる
- 選択肢は2つしかない。その商品を無料にして別のものを売るか、価格の違いを埋め合わせるだけの差別化を図るか。
ムダを受け入れよう
- あるものが気にする必要もないほど安くなっているなら、もう気にするのはやめる。潤沢さなものを惜しまず使うこと。
フリーは別のものの価値を高める
- 潤沢さは新たな希少さを生み出す。
稀少なものではなく、潤沢なものを管理しよう
- 資源が希少だと慎重に扱う必要があるが、潤沢ならその必要はない。企業文化は「失敗するな」から「早めに失敗しろ」に変わっている。
- フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン
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