洋画の場合、原題と邦題でかなりのギャップがあるという話は良く耳にしますが、最近のヒットは、やっぱり『カールじいさんの空飛ぶ家』かなあと思います。

僕も機内サービスの映画紹介で知ったのだけど、この映画の原題は『UP』というのです。

たった2文字。どシンプル。

この題名でスムースに口コミが成立するのかな?と、ふと思ってしまいました。


いくら洋画とは言え、こういうシンプルな題名が許されるのはDisney-Pixarだからかも知れないけど、でもここまで短いと、これはこれでなかなかすがすがしいものがありますね。逆に邦題の方が説明的過ぎて、ちょっと濃すぎる様にも見えてきます。


因みにこの映画の題名、他国ではどうなのかなあ、と思ったら、ドイツでは『OBEN』、フランスでは『LA HAUT』といった感じで、まあ、『UP』の直訳なんですね。そのまんま。

日本だけかなあ、こういうひねった題名をつけるのって。

でもせめて、例えば『UP --- カールじいさんの空飛ぶ家』みたいな感じで、原題は残したままやや説明的な副題をつける、ぐらいにして欲しかった気もします。

だって、映画の原題を覚えてないと、外国の人に映画の話題を振れなかったりする事もあるものね。



Takashi's Unofficial Blog




今週の初めの16日、米コカ・コーラ社は、「PlantBottle」と称するバイオ材料使用のPETボトルを世界展開すると発表しました。


これは30%がサトウキビ由来の原料によるPETボトルで、材料的には通常のPETと同じなので、従来のPETボトルと同様にリサイクルも可能なのだそうです。

このボトルは既にデンマークでは500ml2Lのコカコーラ・ファミリー(コカ・コーラ、コカ・コーラ・ゼロ、コカコ-ラ・ライト)商品で市場に導入されており、12月には西カナダ、1月にはシアトル、サンフランシスコ、ロスアンジェルスなどのアメリカ西海岸にも出荷を開始するそうです。
更に、来年中にブラジル、日本、メキシコ、中国などへも市場展開すべく企画中だとか。

これってなかなかエポック・メイキングなニュースだと思うのですが、何故か日本のメディアには殆ど取り上げられていません。何よりも日本コカコーラがこれに関するリリースを出していないのです。
何故なんでしょうね。

思うに、例えばヨーロッパ各国ではPETボトルはリターナブルです(PETボトルのまま洗浄して再利用するのです。日本のビールの大瓶と同じです)。
この場合、コカ・コーラのボトルはあくまでコカ・コーラとして再利用されるので、他社との混用の心配もなく、ボトルのコストが上がっても再利用回数分だけ按分されるので、この様な新機軸なボトルも導入しやすいのかも知れません。
(実際のところ、デンマークの「PlantBottle」は、もともと通常のPETボトルがリサイクルPETを50%含有している関係もあって、植物由来分の比率は15%に留まるそうです。「PlantBottle」をいち早く導入する販売意欲にも感心しますが、更に、回収した廃PETがきちんとボトルに再利用されているのにも感心します)

これに対して、
日本のPETボトルはワンウェイ(1回限り使用)ボトルで、回収してもPETボトルに再利用されている訳ではないので、「PlantBottle」の様なコストが掛かるボトルは、他社との整合や競争の点でも、日本のメーカー側からはあまり歓迎されないのかな、と思うのです。

残念ながら、「エコ」が流行り言葉になっているにも拘らず、産業界が強い日本では、消費を伴わない「エコ」は黙殺される傾向にあるようです。エコ家電と称して、まだまだ使える電化製品の買い替えを勧める日本の電機業界の体質と、似たようなものを感じますネ。

まあ、「PlantBottle」がベストな選択とも言い切れませんが、それにしても「エコ」の定義をもう一度見直して欲しいなあ、そして消費者に正しい選択肢を示して欲しいなあ、とちょっと考える今日この頃。


アイルランドは2002年からレジ袋税(The Plastic Bag Levy)を導入しています。

導入当初は18セントだったのですが、2007年に22セントに値上げし、最近この制度も定着して再度ゴミの量が増加傾向にあるというので、来月に倍増の44セントにする法案を提出する事になったそうです。

44セントって、今日の円~ユーロのレート(1ユーロ131円前後)で計算しても58円じゃないですか。結構なお値段ですよね。凄いなあ。ヤル事が徹底しています。


でも、このレジ袋税は除外規定があって、70セント以上で販売される再利用可能なレジ袋には課税されないのです。多分実質的には70セント以上で売られているレジ袋が多いのだろうなと思います。

因みに、生分解性プラスチックのレジ袋を優遇する等の規定はないそうです。まあ、生分解性の袋がきちんと分別・回収されて土に埋められたりコンポストに投入される保証はないし、仮に分解しても時間が掛かるものなので、優遇制度がないのはもっともな話だと思います。生分解性プラスチックは日本では企業イメージのアップの為に使われている傾向が強いのですが、きちんと実利で判断しているのは立派ですね。


70セントって上記のレートだと92円ぐらいなので、一見高いかな?と思ったけど、良く考えてみると、ちゃんと丈夫な袋だったら許せるかな、とも思うのです。

最近日本のスーパーでは軒並みレジ袋が有料になって、以前は無料で配っていたレジ袋を5円で売っていたりしますが、もともと無料だったものを何の改善もなく有料にするというのは消費者視点から言えばちょっとおかしいと思うのです。5円払ってレジを通って、台で袋詰めを始めたら、お豆腐の容器のカドなんかで簡単にその袋が裂けちゃったりすると、いくら5円でもちょっとムッとするのです。お金取って袋を売るんだったら、もうちょっと高くてもいいから、せめて5~6回は使い回せる様な袋にしないと。


最近は1000円~3000円ぐらいで色々なエコバッグが売られていますが、そんなに立派なものでなくても、一枚100円程度で印刷デザインを凝らした、少々厚手で使い回しが出来るシンプルなプラスチック袋があちこちで売られていたら、その方が楽しいかも知れませんネ。