最近、エコノミークラスのワインはペットボトルで提供されることが多くなって来ましたね。
ワインは酸化に弱いのでプラスチックのガスバリヤ性が難点だったらしいのですが、2005年にニュージーランドの会社が最初にこの技術を開発して、ニュージーランド航空で成果を挙げたという発表があったのを覚えています。一社が採用したら、あっと言う間に他社にも広まった感じがします。
確かにメリットは多いものね。積載荷重は減らせるし、同じ本数ならカートも軽くなるでしょうし、確実に回収してリユース出来るし。
なんか味気ない、という意見もあるかも知れないけれど、エコノミーの飲み物なんてどうせプラスチックのカップで飲むんだから、どちらでも構わない、という人が殆どではないでしょうか。
多分ワインメーカーの側でも、従来の生産ラインの変更とか、色々な作業があったのだと思いますが、こうやってメリットを認めて普及して来たのは良い事だと思います。
旅行でペットボトルといえばもうひとつ思い出すのは、ウイスキーのフラスクボトルです。500ml入りの、腰に下げる携帯用のフラスクをかたどった平たい湾曲した形状のペットボトルなのですが、ガラス瓶よりはるかに軽いので、持ち帰るのにはとても便利です。有名ブランドでもこのボトルを採用していますから、こういう柔軟性には敬服するのです。
しかるに、一般の小売店・スーパーで売っているお酒は、まだまだですねえ。お酒のペットボトルって、大瓶の焼酎か一部のワインぐらいじゃない?
最近250mlの缶入りのワインが話題になりましたが、個人的には国内ブランドのワインなど、720mlのガラス瓶にこだわらなくてもいいから、もっと少量のペットボトルでどんどん売って欲しいのです。
ついでに瓶の形状も今のままでなくてもいいから、色々工夫して収まりのよい形状にして欲しいです。そうすれば、一般の家庭の冷蔵庫に数社の違うワインを同時に入れても場所を取る事もないし、ちょっとしたピクニックなどにももっとみんながワインを持って行くようになると思うのですね。
ワインの持つちょっとした祝祭的なイメージを壊さずに、良い商品が出来上がるのを望むのです。
