当然と言えば当然ですが、旅行に行くと旅先でも誰しも必ずトイレを利用するのです。だから、誰もがトイレにまつわる思い出というか印象というか、そういうものを持っていると思うのです。
例えば、トイレの場所がわからなかったとか、やたら遠くてパニックだったとか、行ってみたら小部屋にスーツケースを持ち込むスペースがなかったとか、有料なのに小銭がなかったとか、男女間違えたとか、便座が盗まれていてなかったとか、水の出し方が判らなかったとか、水が出なかったとか、他人が入って来たとか、既に誰か入っていたとか、襲われたとか、身ぐるみ剥がされたとか、掘られたとか、シかぶったとか、バリかぶったとか。
日本を再訪した外国人旅行者は誰しも、「TOTO」の文字を見て、「ああ、日本に来たなあ」と実感するのだと思うのです。同じ様に、「DAELIM」の文字を見て「ああ、韓国に来たなあ」とか、「ARMITAGE SHANKS」の文字を見て「ああ、イギリスに来たなあ」と感じるのだと思うのです。
(関係ないけど、例えばイギリス人が来ていて、「トイレどこ?」なんて聞かれた時に、手元に紙コップがあったら、「ARMITAGE SHANKS」って書いて「ほらよ」って渡したりするとウケたりします。試して下さい。でも相手がリーチ掛かっている状況だったりして、怒って殴られても知りません)
時々ドイツに行って感心するのは、行った人はご存知だと思いますが、男子小用の便器の中にハエの絵が印刷されているのです。たまにある、というレベルではなく、ほぼスタンダードと思えるぐらいあちこちで見かけます。つまりこのハエを狙って撃て!という意味なのです。
誰しも持つ潜在的な闘争心を掻き立てる効果による、便器周辺の汚損防止策なのですね(大袈裟な説明)。でも、あれを工業的に作ってしまうところに敬意を表するのでありますよ、私は。
よく日本でも、田舎の食堂や旅館みたいなところに行くと、「あと一歩前に出て下さい」みたいな張り紙がしてあったりしますが、どうもあれは逆に気勢を削がれるのでありますね(何の「気勢」だ!)。だってあまり接近して便器に触れたりしたくないし、返り血、じゃなかった返り尿?も浴びたくないじゃない?お掃除が大変なのは判るのだけどね。
下の写真もやはりドイツでのものです。さすがサッカー王国だと思いません?
