映画『向田理髪店』最終日(大牟田) | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

福岡県大牟田市で撮影したこの作品も1月26日が最終日となった。

ずっと大勢の人間に囲まれて舞台をやっていたので、

一人旅をしてみた。

 

 

実家の大阪に立ち寄り、その後、福岡へ向かった。

新幹線で大阪から福岡へ行くのは高校時代に玉竜旗という

剣道の大会で遠征した以来だ。

 

 

最後に何回も観てくれていた年配の方が私を見つけて、

パンフレットにサインを求めてくれた。

 

ありがたいことだ。

 

好きな映画があるだけで人生は盛り上がる。

 

 

 

人生も映画も巻き戻せないから面白いって誰か言ってたナ。

 

 

大牟田商工会議所青年部の会長夫妻。

本業は司法書士。

 

面白い話をたくさん聞かせてくれてありがとうございます(笑)。

ネタの宝庫ですね。

 

映画のネタは半径3メートル以内に転がっている。

 

 

商工会議所の方も市役所の方も映画を盛り上げてくれて、

ありがとうございました!

 

たくさんいすぎて書ききれないけど、感謝しています!

 

ああ……人生って言葉で伝えられない想いの方が、メチャクチャ多いんだナ、

なんて思ったりする。

 

そして、心残りの大半は言えなかった「ありがとう」だ。

 

 

ずっと応援してくれてるエキストラで参加してくれた母娘さん。

娘さんは今年短大卒業するそうだ。

 

ちゃんと育てたらちゃんと育つ。

この親子を見てそう思った。

 

美人になるより美しい人になってほしいナ。

そしてお母さんに感謝してほしい。

 

 

この手書きのメッセージには魂が籠っている。

これが4ヶ月のロングランを生んだのだ。

 

最終日、大牟田の方々と散々呑んで、

また博多で呑んで、大阪で呑んで、WSやったりして、

やっと東京に帰ってきた。

 

次は『女の子ものがたり』だ。

この博多のラーメンのようにこってこての芝居を創ってやる(笑)。

 

美味しいよ!