“STRAYDOG”30周年第二弾『女の子ものがたり』&映画三昧! | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

30周年第二弾の本読み&顔合わせがあった。

 

 

みんな緊張していたが、あっという間の楽しい本読みだった。

 

 

で、初めて“STRAYDOG”に参加する役者に、

「母桜、観た?」

と訊いたら、ほとんどの人が観てなかった(笑)。

 

“STRAYDOG”の芝居に興味がないのだ。

まあ、どうせ10年も続かないからいいんだけど、

出演する芝居の演出家の芝居くらい観とけよ、と言いたい。

 

マネージャーにも「それくらい教育しておいて下さい」と言いたかったが、

みなさん、「そんなの当たり前なので言いませんでした」

みたいな顔をしていてくれたらよかったのだが、

そんな人も誰もいなかったので、このマネージャーたちもわたしみたいに

この世界、40年は続かないだろう(笑)。

 

 

前に×××48の社長と会食したら、

天井桟敷や状況劇場の話で盛り上がった(笑)。

40年くらいやってないと語れない話だけどね(笑)。

 

とにかくインプットを増やさなければアウトプットできないのだ。

ワークショップや養成所でやってることなんて、

畳の上で水泳教わっているようなもので、

現場に行ったら、監督みんな言うこと違うし、

「なんだその棒読みは!?」とかいう監督もいるし、

「棒読みでやって」とかいう監督もいるし、

「芝居するな」とかいう監督もいるし、様々なのだ。

 

 

わたしもここのところ『母桜』の稽古やなんだで、

映画館から遠ざかっていたので、

ちょっとだけ鑑賞した。

 

昨年、『カモンカモン』という映画を娘(次女)

と一緒に観たが爆睡していた(笑)。

 

 

これも渋谷で次女と一緒に観たが爆睡だった(笑)。

幼女連続殺人事件の宮崎勤を思い出してしまった。

 

 

 

次女が漫画を貸してくれて、読んだのだが、

既に原作は抑えられたのを思い出した。

こんな素敵な映画になるなんて。

永野芽郁、最高だった。

 

 

これは『おみおくりの作法』にインスパイアされたのだろうか。

 

 

前に柳楽優弥と小林薫の映画を観たがそれもSTORYが洋画にそっくりだった。

 

 

ま、ばれなきゃいいんだろうね。

 

 

『七人の侍』も『桃太郎』と大筋は同じだし(笑)。

 

 

久々に途中で××した××(笑)。

“STRAYDOG”の××に推薦された××以来だ。

おいおい、×××か××?

 

ファミリアは博多で観た。

宇都宮で観た以来、観客自分だけ状態だと思ったが、

一人いた(笑)。

 

 

モリコーネは渋谷で観た。

そうか、Bunkamuraはなくなるのか……。

『ポネット』はここで観たなァ。

 

 

色んな映画が出てくるのであっという間の2時間37分だった。

これも次女と観たのだが、始まるやいなや爆睡だった(笑)。

映画館は彼女にとって仮眠する場所なのだ。

 

 

テーマが以前観た『みなさん、さようなら』に似ていたが、

あっちの方が笑えたな。

それでもソフィー・マルソーとシャーロット・ランプリングは魅力的だった。

その役の人にしか見えないし。

 

 

下北沢にいつの間にか素敵な映画館が出来ていた。

これは凄い。

本物にしか見えない。

昔、『主婦マリーがしたこと』という映画を観たが、

通ずるものがあった。

 

 

チラシが可愛くてよく真似をしたものだ。

フランス映画は色がきれいだ。

そういや、全部フランス映画だな(笑)。

 

 

2009年(14年前か)に舞台『路地裏の優しい猫』にハルコ役で出演した

岡本玲ちゃんが主役の映画。

 

 

いい女優になったなと思った。

最近はプロミスのCMくらいでしか見かけなかったが

(テレビあまり見ないのでご免)

素晴らしかった。

 

元々、舞台もちゃんと真面目にやる子だったし、

きっと麻布なんかで遊んだりしないのだろう。

(知らないけど)

アホな芸能人ぶったタレントはすぐ麻布に行きたがる。

 

演劇やってる奴は麻布なんか行かないから。

金がないから(笑)。じゃないよ、みんな稽古とかで

忙しいから遊ぶ暇がないのだよ。

 

セリフちょろっと覚えて、カット割りも全部決まってて、

ディレクターが全部指示してくれる×××ドラマとは違うのだ。

 

テレビでそこそこ出ているが、舞台やらしたら、

全然出来ない、ど下手のなんと多いことか。

 

そんな奴に限って「わたしは映像志向で」とか言いやがる。

バカか。

 

芝居の基本は舞台だぞ。

台本手放なせなくて、カンペ見ている奴に未来はない。

 

岡本玲ちゃんも芸能活動20周年と訊いた。
継続は力なり。

これからきっと映画で活躍するだろうナ。

そんな予感がした。

 

骨太な映画だった。

 

音楽が一切なかった日本映画。

 

にしても暗い。

どうして日本映画はこんなに暗い映画ばかりが評価されるンだろうか。

『ドライブ・マイ・カー』しかり。

『PLAN75』しかり。

『さがす』なんかも佐藤二朗主演でも暗かった(笑)。

 

どちらも良い映画だったけど。

うちのおふくろにはわからん映画だろうな(笑)。

 

 

これも暗かったなァ。

こーゆーのが認められるということは

わたしの創ったものは認められないということだナ。

 

いいよ別に。

認めてもらわなくても。

 

どーせ、テレビは×××会や×××会が牛耳っているンだし。

ということはつまり企業の為の箱なのだ。

 

明るい映画は明るすぎてバカみたいだし。

CMみたいな映画ばかりだし。

 

あ、でも、

『愛なのに』城定秀夫監督

『猫は逃げた』今泉力哉監督

『恋は光』小林啓一監督

は面白かった。

 

まぁいいや、わたしは映画業界の人じゃないし(笑)。

 

そして、いい映画のチラシはどれもカッコいい。
(ダメな映画はたいていブロッコリーチラシだ)

 

 

オゾン続きで家に帰ってU-NEXTで観た。

 

自分も頑張ろうと思った。

もう一度、シモキタのTUTAYAでシナリオの入門書を買って、

勉強し直すか(笑)。

 

 

「創造は過去と現在とを材料としながら新しい未来を発明する能力です」

と言ったのは与謝野晶子だっけ。

 

 

次女が爆睡している間に勉強しよ(笑)。