大林宣彦監督逝去 | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

また一人、日本映画界の偉大な監督が亡くなった。

大林宣彦監督、82歳だった。
大林監督は一度だけお会いした。

それは初演の『路地裏の優しい猫』のときだった。
“STRAYDOG”久々の新作ともあって、
いろんな人が中野ザ・ポケットに観に来てくれた。

 

木下ほうか、宮崎あおい、野波麻帆、忍成修吾、
根津甚八……そして大林監督。

 

終演後、感想を聞きにいった私に

「いいねぇ……みんな背筋が伸びてて……気持ちがいい!」

と言ってくれた。

 

舞台での立ち姿は大事なことだ。

また、「そこを観てくれるか」と嬉しくなった。

 

『転校生』『時をかける少女』『青春デンデケデケデケ』など

名作は枚挙に暇がない。

最近は「ソロソフィ」なる言葉を教えてくれた。
最新作『海辺の映画館』楽しみにしています。
 

ありがとうございました。

ごゆっくりおやすみください。

合掌。