不滅の千葉チャンと | 森岡利行オフィシャルブログ「監督日誌」powered by Ameba

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脚本家
舞台演出家
映画監督
プロデューサー
文教大学情報学部メディア表現学科非常勤講師

舞台台本の打ち合わせ。

おいおい、エクセルシオールってインターネット繋がるンだ。

そこは千葉チャンの仕事場と化していた。



『ビーナイスエッセイ 不滅の千葉ちゃん29歳』



森岡利行「監督日誌」

◯千葉美鈴 (ちば・みすず)脚本家・小説家
1980年11月5日生まれ・北海道出身

小説「ニューヨークエルストーリー」(ビーナイス)単行本化準備中

ドラマ「ザ休み時間」(ディズニーチャンネル)

映画「天使のいた屋上」

ドラマ「パーフェクト・パートナー」(WOWOW)

舞台「ロストデイズ」(赤坂レッドシアター)

携帯小説「マネたま」(au公式メニュー)

携帯小説「プリズムリズム」(au公式メニュー) 等で活躍中






千葉チャンはシナリオ講座で私の生徒だった(七年前位)。

今はWOWOWのドラマなんかで脚本を書いている。



夜、早く家に帰ったのでテレビをつけると、

阿部寛の『新参者』をやっていた。



草刈民代が出演していたのだが、

この人、バレリーナだろ。

こんなに芝居が出来るのか。



二流のところで学ぶと、なれても二流だが、

一流の中でやっていると、自分も一流になれるということか。

旦那は一流の映画監督だしね。

デビュー作の相手役は役所広司さんだしね。



そういえば、私の映画現場初体験は、

役所広司と阿部寛の『しのいだれ』だった。



この二人の方言指導を私が受け持ったのだ。

まだ、脚本家になる前だった。

助監督が『孤高のメス』の成島出。



質の高い俳優たちの質の高い演技を見たような気がした。

役所さんなんて相手役のセリフまで入っていた。



その後、阿部寛もつか劇団なんかに出演したりして、

一皮も二皮も剥けたみたいだ。

(昔のつか事務所を観ている私にとって、

いまのつか劇団ははっきり言って物足りない……

というか全然××くないし、全てが×××で……

伝統演劇になってるよ)



その伝で行くと、

私も最初に組んだ監督が望月六郎監督で、

その後が、Vシネマ最強の『ミナミの帝王』の萩庭監督、

三池崇史、青山真治と続いて、最後は工藤栄一監督だったもんなぁ。

それがデビューして二年くらいの間に組めたから凄く良かった。



俳優も、最初の頃に石橋凌、原田芳雄、大沢たかおなんかが

出演していた映画だったから、なおさらラッキーだった。



我々の仕事は、共同作業の中で、良い出会いが出来るかどうか、

そこで運を掴めるか、次に繋がる人間関係、

作品を作れるかということじゃないのだろうか。




しかし、ツイッターとか、わけのわからんものが出てきて、

それのドラマがあったりして、私のようなアナログ人間は

ついていけないのだ。



だいたいこのブログにしてからも、

一度、原稿用紙に書いたものを、事務所のスタッフに

アップして貰っている。



ツイッターとブログとどう違うの?

XPじゃダメなのか?

もうビスタじゃないの?

なんだよ『窓たちの7』って?

『柔らかい銀行』の携帯だって、機能がありすぎて

使いにくい。




これ以上、増やさないでくれ。変えないでくれ。

もうフロッピーやMOなんか、いらないものになってるぞ。

ブルーレイは大丈夫か?(ってよく知らないけど)




流行に流されず、50年経っても観られる

真を食ったドラマを創りたいよな。




アナログ万歳。