阿部サダヲでリメイク@『アイアムまきもと』:”名作『生きる』を彷彿@"Still Life"” | ばろーろの東京下町日記

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ずっと異国暮らしでした。
ニューヨークで飼い始めたアメリケン(犬)であるバローロにとっては日本こそが異国でしょう✨
夫婦と1匹で東京下町での生活を楽しんでいきます

 

まだフランスに住んでいたときに見つけた珠玉の作品。

本当にしみじみと心に沁みる作品だったのですパー

 

その時のブログ記事はこちら!!

 

この作品『Still Life』を日本でリメイクした作品が完成しました。

 

アイアムまきもと

 

画像はお借りしました。

 

 

公式サイトもあります。

ご関心のある方は、こちらにどうぞラブラブ

 

主演は今、何かと話題のドラマに主演中の阿部サダヲさんニヤリ

 

この人は、本当に振り切った演技をするから、見事ですよ~。

コンセプトはそのままなのですが、彼が演じるとオリジナルにはそれほど見えなかった面白さが出てくるから不思議です。

 

あらすじはそのサイトから引用しました。

 

小さな市役所に勤める牧本の仕事は、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」。

故人の思いを大事にするあまり、つい警察のルールより自身のルールを優先して刑事・神代に日々怒られている。

ある日牧本は、身寄りなく亡くなった老人・蕪木の部屋を訪れ、彼の娘と思しき少女の写真を発見する。

一方、県庁からきた新任局長・小野口が「おみおくり係」廃止を決定する。

蕪木の一件が“最後の仕事”となった牧本は、写真の少女探しと、一人でも多くの参列者を葬儀に呼ぶため、わずかな手がかりを頼りに蕪木のかつての友人や知人を探し出し訪ねていく。

工場で蕪木と同僚だった平光、漁港で居酒屋を営む元恋人・みはる、炭鉱で蕪木に命を救われたという槍田、一時期ともに生活したホームレス仲間、そして写真の少女で蕪木の娘・塔子。

蕪木の人生を辿るうちに、牧本にも少しずつ変化が生じていく。

そして、牧本の“最後のおみおくり”には、思いもしなかった奇跡が待っていた。

 

主人公牧本が最後におみおくりすることになった「蕪木」。だれも身寄りがないと警察に言われたのだけれど、遺留品から丁寧に過去の知人などを巡って、お葬式に参加してほしいと頼み込むのです。

 

一匹狼的だった蕪木の人生の様々なフェーズで彼が何を大切にし、何に想いを込めていたのかなどが徐々に分かりはじめ、その発見がもともと空気を読む力が欠けていた牧本をも変えていくの。

そして、知人たちもすっかり自分たちから離れていった蕪木を追悼しようと思い始めたのに…。

 

蕪木の葬儀の日、牧本が聞き込みをし、声をかけた知人たちが続々と参列します。

意外な形で、職場から見たらおせっかいな「お見送り」を業務にしていたと思われていた牧本が多くの人たちの支えになり、感謝されていたことが分かるのです。切ないけれど、心温まるエンディングでした。

 

周りをかためる脇役の方々も実は決して脇役級ではありません。

「蕪木」と一時、恋人だった漁師たちが通う食堂のおかみさんには宮澤りえさん。

「蕪木」と最後に口を聞いたのは10年以上前という娘役には満島ひかりさん。

あと、意外だったのが好青年のイメージが高い松下洸平さんが全く違うイメージの役どころでした。

警察官で、安置場を身寄りのないご遺体の置き場のように使う牧本に翻弄させられて、いつも怒鳴っているの。

こういう役も出来るのねぇって意外でした。

 

そして、最後の見送られ人の「蕪木」ですが、宇崎竜童さん。

最後、宇崎さんが歌う曲が本当に渋くて素敵でしたラブラブ

 

こちらがオフィシャル・トレーラーです。

 

 

 

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