引退ブログ 『井口朝陽』 | 立教大学体育会男子ラクロス部 SAINTS 公式ブログ

 

まず初めに、平素よりSAINTSをご支援してくださっている、保護者の皆様、OBOGの皆様、学校関係者の皆様、スポンサーの皆様、地域の皆様に感謝を申し上げたいと思います。これからも温かく見守っていただけると助かります。

 

副将田中くんからバトンが回ってきました。ハードルが上がる終盤は嫌だなーと思っていたので、早めに指名してくれて助かりました。彼とは高校時代からの付き合いで、土屋くん、尾形くんと共に、ずっと一緒にいたと思います。君たちといるととても楽しいです。いつもありがとう。尾形くんについて知らない人は一個前の春生のブログを参照してください。

 

 

改めまして、今回引退ブログを書かせていただいております、社会学部社会学科、井口朝陽と申します。このブログでは自分のラクロス人生を簡単に振り返ってみようと思います。

 

私は小学生のころからサッカー一筋でした。高校にもスポーツ推薦で入ったので、大学でもサッカーを続けるべきだったのかもしれません。でも気づいたときにはラクロス部に入ってました。いまにーとみきとさん、他高校サッカーの同期に誘われたと思います。そんなこんなでラクロスを始めたので真面目に自主練をすることもなく、全然ラクロスと向き合っていなかったです。サマーではもちろんαで試合に出れるはずがなく、βの試合でずっとゴール裏にいて、オフェンスチェイスをとってました。

ここで余談なんですけど、チェイスってだいぶオフェンス有利のルールですよね。自分がずっとやってたサッカーだと、枠外にシュート打たせればゴールキックになって確定でマイボールになるのに、ラクロスって違うので最初は難しいなあと思ってました。でもこれがディフェンスチェイスにこだわるようになったきっかけで、なんも考えずにショット打つならマイボールにしちゃうよって感じで頑張ってます。

 

サマー終わりにはロングを持つようになりました。サッカー時代からずっとディフェンスやってたっていうのと、当時ロングは逆手練習しなくていいみたいな風潮があったので、楽だなって思ってました。ここら辺からクロス編みにも興味を持ち始めて、一時は十数人の顧客を持つほどでした。最近は依頼されることが少なくなったのでさみしいです。依頼お待ちしてます。

ウィンターに向けて、コートサイズが広がるということで、サッカー由来のフィールド感覚が活かせるかなと思い自主練の量も少しずつ増やしてそこそこラクロス頑張っていたと思います。でも自分は特段活躍することもなく、ウィンターは終わってしまいました。なのにウィンター後はいきなりAチームに帯同することになりました。上島さんから理由として、「タツキとか、リキはいつも100%で頑張ってるけど、キミはいつも80%とかで頑張りすぎてない感じが良い」と言われたと記憶してます。今でも試合に来てくださる度に「ちゃんと部活来てるの偉いね」であったり、「今日はプレー頑張りすぎちゃってるね」とか言われます。笑

 

 

その後もずっとAチームに帯同することになり、さすがに足を引っ張ることはできないので、自主練をたくさんやりました。レベルの高い環境に放り込んでくれて今となってはとても感謝しています。

某ベンチャー企業の社長さんは「本物は環境に左右されない」って言ってたけど、やっぱおかれた環境は重要だなと思います。環境のせいにしないことは重要だけど、やっぱ自分が成長しやすい環境というのは誰しもあると思います。

Aチームにはいるものの、試合に出ることはまったくなく、他のプレーヤーだったら試合に出たいんで、Bに行かせてくださいっていうレベルだったと思います。でもこうたろうさんを始めとした2個上の人たちは本当に面白くて、とても楽しかったので日々食らいついてました。ここら辺から自分に鼓舞メンという役割が与えられたと思います。誰がいつどんなミスしても、とにかく鼓舞する。雰囲気が良くなるような発信をしてチーム全体を盛り上げる役割です。自分は発言量が多いタイプではないのでここで鍛えてくれたことに感謝してます。ガヤ能力がとてもつきました。

自分が初めてAの公式戦に出たのは六大戦早稲田戦でした。ファーストプレーでコルトンヘイズくんに激マンしたのはとても気持ちよかったです。気になる人はハドルの47:15あたりを見てみてください。

 

このあとは停部になって、栄養管理グルに放り込まれました。写真をあげない人が多い中、自分と土屋くんだけは半年間欠かさずあげていたのはいい思い出です。筋トレに関してはまだ大学でちょこちょこ見かけるあきみつさんに面倒を見てもらってました。毎週末に一人ひとりに送ってくれるフィードバックをモチベーションに頑張ってました。ありがとうございます。

停部明けもAチームでプレーしていました。毎日プロジェクターの準備をして、アイスバスを作ってと後輩の仕事をちゃんとしてました。しかし、いざ入れ替え戦というときに、スクリメ中オクシンのダッチにやられ、ゴールのVに引っかかり、右肘脱臼をしてしまいました。そのため入れ替え戦は観客席で応援することに。結果は2部降格。

 

 

 

代替わりし、背番号はいわしょーさんの30を受け継ぎました。いわしょーさんといえば「王手」ですよね。この技は自分が責任を持って引き継いでいきたいと思います。脱臼は2月ごろに治り、つま恋ごろに復帰しました。雰囲気の良い雷神チームで試合出来てよかったです。

この代でもAチームでプレーすることができ、ロンミの2枚目兼ボトムの4枚目という立ち位置でした。このころから櫻井たいちさんを中心とした活動により「サボりキャラ」に定着しました。決して仮病とかで部活に来ないというサボりではないですよ。みんなと一緒にグラウンドでプレーしている中で、です。要領が良いって言ってほしいですよね。実際、半田くんからも言われていましたが、効率厨ではあります。

この年も、Aチームにはいるものの、ロンミでは無尽蔵の体力を持つ、ヤーマン、ボトムではりゅうきさん、ゆうだいさん、てつの堅い3人が君臨していたので、長い出場時間は得られませんでした。そのため、リーグ戦期間では、よく旗を持ってました。その他にもホワイトボードで相手を分析したり、ボックスから鼓舞したり、それでいていつ試合に出てもいいように準備をしておくなど、自分のできることでチームに貢献することだけは力を入れてました。

 

 

1年間「1部昇格」を掲げて走り切り、最終的には目標を達成できたのはとても良かったし、いい経験になりました。入れ替え戦、ヤーマンのクロスが折れて急遽出場したときは、展開が展開だっただけにかなり痺れました。

 

 

代が変わり、今年度はフルフィールドリーダーに就任しました。土屋くんにいつも支えてもらっています。背番号は「2」を引き継ぎました。とてもお世話になったこうたろうさん、たいちさんの番号を背負えて光栄です。今年から富士見トレにも参加するようになり、かなり頑張っています。個人的なスローガンとしても「ソルジャー」を掲げ、毎日励んでいます。

先輩たちが用意してくれた1部での舞台、先日行われた一橋戦は引き分けでした。現在は残りの4試合に向けてフルタイムで突き進んでいます。セットディフェンス、ディフェンスチェイス、フルフィ、ロンフェ、ウィングなど自分が任されている役割だったり、やらなければいけないことは明確なので、最後の法政戦まで走り切りたいと思います。

 

最後に同期に向けて。一言で言えば居心地が良い仲間だなと思ってます。何をやるかではなく、誰とやるかという言葉があるように、一緒にいて面白くないと何も長続きしないと思っていて、自分がここまでラクロスをすることができたのはみんなのおかげだと思っています。ずっと内部で固まっていて、うっとうしかったかもしれないけど、かまってくれてありがとう。最後まで「躍」世代として頑張ろう。しょうごについていきます。

 

 

次のブログを担当するのは、今年度スタッフリーダーを務めている美希です!誰よりも素早くエンチャを持ってきてくれてとても助かってます。みんなが熱中症にならずに楽しくラクロスできているのは美希のおかげと言っても過言ではないです!誰よりも責任感が強い彼女がどんなブログを書くのか楽しみです!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。引き続きにはなりますが、変わらぬご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。