AutoCADを使っての「CADソフトの画層(レイヤー)の取扱い」の記事の続きです。「AutoCAD LT 2005 体験版」での機械製図をやっています。
部品図作図が一区切りついたので、次は「計画図から部品図」の作図です。計画図を見ながら部品図を作図していくのですが、最初は「計画図」から作図する部品の領域を選んで、コピペ(「Copy&Paste」)で新規図面を描き始めます。
まず計画図は
というもので「クランプ (Clamp)」だそうです。(機械製図には不慣れなのでクランプの用途などは知りませんでした。「クランプ (工具)」(LinkはWikipedia)に説明が有り、とにかく「締め付ける工具」らしいです。
作図は
左の「計画図」から作図する部品の該当する部分を領域選択して「コピー」して右の部品図に貼り付け(Paste)します。
こんな感じで良さそうです。
ところで「AutoCAD体験版」なのですが、(公式には適切ではない使い方の可能性がありますが)
一旦「AutoCAD LT 2005」をアンインストールして「AutoCAD 2007」をインストールしてみて、「AutoCAD 2007」の起動画面を見てみました。
すると起動画面に「3Dモデリング」が表示されていました。どうやらこのバージョン辺りから「3D CAD」の機能が組み込まれ始めた様です。
試しに立ち上げてみると、座標系が3次元になっているのが分かります。
因みにこの「AutoCAD 2007 体験版」は
に付録になっていました。実はこれは「AutoCAD LT 2005体験版」の使用期限が来てしまって「RootPro CAD Free」を暫く使って作図の練習をしていたのですが、「AutoCAD LT 2005 体験版」を実機(Windows10)で使い始めたので、改めて体験版を約ひと月使えることになったのですが、手元の実機で使うことを思いつかなかったので(M1 MacのUTM内の)仮想Windows10で使える「AutoCAD体験版」の入手を検討していて手に入れた書籍に付録で付いていたソフトウェアです。今回はAutoCAD 2007体験版はこの確認の後、アンインストールしました。
AutoCAD LT 2007の体験版が付録に付いている書籍には
も有る様でこの書籍も入手はしてみたのですが、残念ながら入手したものには付録CD-ROMが付いていませんでした。そこで「体験版を求めて」入手したのが上記のAutodesk社の公認トレーニングブックスの書籍でした。そして現状では「AutoCAD LT 2005体験版」を使って機械製図の練習をしているので、わざわざ「AutoCAD LT 2005体験版」を一旦アンインストールして「AutoCAD 2007体験版」がその体験期間がまるまる使えるのかどうかを確認したという結果です。なので、このような使い方をして「AutoCAD 体験版」をうまく使えば、作図の練習を(バージョンは変わりますが)AutoCADで出来そうだということになる様です。
ひとまず余談ですが「AutoCAD 体験版」の古いものをインストールしてみた話も書きました。