生産終了になった、SONYのPlayStation3ですが、エミュレータがありました(Windows/Linux/Mac/FreeBSD対応)。
手持ちのPS3実機はLinuxをインストールしたりして、使っていたのですが、このエミュレータはゲームがどの程度できるか試してみたいと思っています。
(参考:RPCS3)
入手から起動までの手順は「PlayStation3エミュレーター(RPCS3)の使用方法 - 熊八の隠し部屋」を参考にしました。
macOSではMonterey(macOS 12)以降で対応しているらしいので、M1 MacでMontereyの環境で試しました。RPCS3のファイルの他には、PS3のシステムソフトウェアが必要になりますが、上記のリンクには、その入手方法なども詳しく解説されています。
Mac版の場合は、インストールはダウンロード入手した「.dmg」のファイルを解凍して、アプリケーションをアプリケーションフォルダに入れるだけです。
起動すると上の様な画面になるのですが、初回起動時には、内部で使うモジュール類をビルドし直す様で、時間が掛かります。
今回はゲームパッドを使わずにキーボードで操作を試しました。
ゲームをするにも、直接ゲームディスクからの利用は出来ない様で、「吸い出し」をしないといけない様です。ですが、本体の電源投入から、起動画面までの動作確認は出来ました。初期設定は実機のPS3と同じ手順を進めます。
PS3はCell .B.E.という独自のプロセッサを採用していますが、そのエミュレーションを行なってゲームができるところまで、開発されているのは驚きでした。
#追記(2023/11/13)
RPCS3の動作テストの記事があったことを忘れていました。過去記事に載せたリンク記事を再掲載します。
「中古PCにXubuntuとRPCS3をSnapで簡単インストールで入れてPS3エミュレータの動作をテストしてみた」
今年掲載された記事には、「【2023年版】 PC版PS3エミュレーター「RPCS3」の導入・インストール・各種設定法のやり方!スペックやアップデート法など」が、ありましたので紹介します。
Linuxに関しては「Ubuntu20.04でRPCS3エミュレータを動かしてみた」の記事が少し古いのですがありました。
#追記(2023/11/20)
基本的な起動設定はRPCS3を起動してから[File]メニューから[Install Firmware]でPUPファイルを読み込みます。読み込んだ後、画面の[Reflesh]を行なって登録されているアイコンを選択して[Play]します。
#追記(2025/01/26)
ゲームの吸い出しは、全部のタイトルができるわけでは無い様ですが、(Macの場合は)「ディスクユーティリティ」でBlu-ray対応ドライブにディスクをセットしてイメージの作成ができるタイトルもあるのは間違いありません。その場合はイメージの作成が完了したところで、拡張子を(多分これしか対応しないのだろうと思い)isoに変えています。
RPCS3では出来上がったイメージファイルを[File]-[Add Game]すればゲームのリストには載ります。今のところはまだゲームは起動できていません。
#追記(2025/02/15)
記事としては「PCでPS3のゲームを吸い出してエミュレータで遊ぶ」というものを見つけてはいます。ただ手元のWindow実機が性能が合わない為試せていませんし、特殊な環境を用意することになるらしく真似をするのは難しいかもしれません。
#追記(2025/02/22)
これまで参考にしてきた記事の情報では足りなそうで、検索などから記事を見つけました。これまでも時々見たことはあった気がしますが、参考のためリンクを添付することにしました。
#追記(2025/03/21)
上記サイトや本家サイトなどを参照して、Mac環境では吸い出しが上手くいかなかった為、WindowsPCを使ってゲームソフトを吸い出し、(Mac版)RPCS3で実際に実行するところ迄確認できたので、「PC使ったPlayStation3の話」という別な記事に記録しました。