以前、Javaプログラミングを取り上げたことはありました。
2021年なのですが、「M1 MacでJava+Eclipse」というJava言語の開発環境をM1 Mac に構築したことがあります。
ですが、実はMacでは、XcodeでJavaプログラミングができた時代があります。
(参考記事:「なんとなくCocoa Java Bridgeの流れを追ってみる」)
実際、書籍
の「第3章 アプリケーション開発の実際」で「Cocoa-Javaアプリケーション」が取り上げられていますし、
という書籍で、Macの以前のJavaプログラミングが紹介されています。
そこで、試しにJavaプログラミングをやってみました。今回試したのは、「Xcode プログラミング入門」で紹介されていた、「逆ポーランド記法の16進電卓」です。
GUIの構築はXcodeを使う場合は他の言語でのプログラミングと変わりはありません。
この様にXcodeに「Cocoa-Java Application」のテンプレートがありました。そして「Interface Builder」でオブジェクトのコードの雛形まで作って、プロジェクトに読み込みます。
この後は普通のJavaプログラミングです。但し、この初期のJavaはApple独自に開発していたJavaらしいです。
Objective-Cを使ったCocoaアプリケーション、AppleScriptでのアプリケーションの他にJavaでのCocoaアプリケーションもこうして作れるというのは、Mac OS X(macOS)では多様なプログラミングができることが分かります。