少し前にXcode/Objective-C の組み合わせでのプログラミングをしていましたが、今はちょっと休憩中です。
代わりに「AppleScript」を試してみることにしました。
古い本なのですが、
が手元にあったので、読み始めています。
この書籍からの引用ですが、二つの変数に値を入れてその数値の大小比較を行い、結果を文字列で返すスクリプトが紹介されていました。
スクリプトと実行画面は「スクリプトエディタ」の画面です。
スクリプトは保存できるので、デスクトップに保存してみました。
実はこの書籍で取り上げている「AppleScript Studio」は古いものです。「AppleScript Studioの歴史」にまとめられていますが、「Mac OS X 10.5の時代にはかなり安定してユーティリティ的なGUIアプリケーションを手軽に開発できていました。」(記事から引用)
「AppleがAppleScript Studioを廃止するという動きはキャッチできなかったのでしょう。もし、AppleScript Studioがもう少し継続されていたら、AppleScript Studioと文法的にほとんど同じ互換環境で、かつXcodeを使わずにGUIアプリケーションが作れる状況が作り出せたのでしょう(安定性がイマイチでしたが悪くない印象でした)。」(記事から引用)
今は「AppleScriptObjCを使ったアプリケーション製作の概要」によると「以前はAppleScript Studioという仕組みがありましたが、Mac OS X10.6からはAppleScriptObjC(以下ASOC)という仕組みに切り替わりました。」(記事から引用)だそうです。
また、「AppleScriptObjCの場合、とにかく最小の労力でAppleScriptからOS X APIを使える方法を用意して、AppleScriptとして仕様を整えるとかしない、という割り切りで作られています。」とも書いてありました。
いずれ、いくつかのXcodeのバージョンで「[Other]の中にある「Cocoa-AppleScript」を選びます」の作業もやってみたいと思います。
概要を掴むだけなら「AppleScriptObjC」に関してはこの記事を参照すれば良いと思います。
#追記(2023/10/09)
「スクリプトエディタ」ユーティリティの使い方は「Macのスクリプトエディタでスクリプトを編集する」が公式ドキュメントの様です。
他に文法、コマンドリファレンスは「AppleScript最新リファレンス OS X 10.11対応 Ver. 2.0+macOS 11対応コマンドリファレンス+ポケットリファレンス」がある様です。