「Cocoaプログラミングのキーボードイベントの取り扱い」の最後で少し触れたのですが、macOSのプログラムをiOSのプログラムとして移植する作業に取り掛かり始めました。
この書籍には1つプログラムを移植する説明がありました。それはWebを扱う内容でサンプルで取り上げているURLが今は存在しないアドレスの為だと思うのですが、プログラム作成することはできるものの実行結果での確認はできませんでした。
が、見つかりました。届いて読み始めたところ、この書籍でのXcodeはバージョンが3.1を使っていました。このXcodeは手元の環境には無くて、対応OSもMac OS X 10.5の様なので、まずはXcode3.1からXcode5(使っているバージョン)への移植を試すことになりました。
書籍のサンプルコードは出版社のサポートサイトから入手できるので、ダウンロードしてまずビルドを試しました。
ところが、
というエラーが出てしまい、ビルドできませんでした。そこでプロジェクトファイルは新規に作成して、ダウンロードしたソースプログラムを作ったプロジェクトファイルにコピーしてビルドしたところ、無事にビルドできました。
このプログラムはテキストボックスに初期設定として、「12345」を設定し、[Count]ボタンで数値を1ずつ増やしていったり、[Reset]ボタンで値をクリアして0にするプログラムです。
「Cocoaではじめよう」の書籍には別途macOSからiOSプログラムへの移植手順が書いてある様なので、次の段階としてこの作業を試すつもりです。勿論、Cocoaプログラミングの詳しい説明はこの本では僅かなので、ここまで参考にしてきた「MAC OS X COCOAプログラミング」も必要に応じて参照していくつもりです。
#追記(2023/09/16)
すっかり忘れていましたが、iPhoneプログラミングは前にも少し試していました。
「Xcode12.5でユーザーインターフェースの部品を配置する基本操作」です。これが2年前の9月の事なので、残念ながらまだXcodeには慣れていないと言えそうです。