先日の「FreeBSD 「2.2.1-RELEASE」を試しましたが」のできる範囲での続きを試みました。
Macの中の仮想環境に組み込むことは諦めました。代わりに持ち出したのは「Eee PC」(linkはWikipedia)です。OSにはWindowsXP Home がプレインストールされていたのですが、Linuxとのマルチブートで使っていました。
手持ちのフロッピーディスクで直ぐに書き込めるものは無かったので、Amazonで(無駄にはなりますが)10枚組を書いました。届いた後でサイトを見ると3枚組みも販売されていたので、こちらでも良かったかもしれません。
FreeBSDのブートディスクのイメージファイルは
に付属のCD-ROMから入手しました。
フロッピーディスクへの書き込みには、「FreeBSD 「2.2.1-RELEASE」を試しましたが」に書いたとおり「Rawrite32」を使いました。3.5インチFDDはAmazonから買った中古品のUSBディスクドライブを使用しました。
Eee PCにはUSBポートはありますが、CD/DVD/Blu-rayのドライブは内蔵されていないので、CD-ROMの読み出しには手持ちの外付けBlu-rayドライブを使いました。
USBポートに挿したFDDから起動が確認できたので、第1段階は完了です。ただ、光学ドライブはBIOSでは認識していますし、ディスクイメージをWindowsXPでFDに書き込むことは出来ているのに、FreeBSDのインストーラでは検出できていないため、OSインストールは上手くいっていません。当時の外付けインターフェースとしてはSCSIなどがよく用いられていた時代なので、FreeBSDに組み込んであるデバイスドライバがディスクドライブを認識していないとか、USBポートを上手く扱えていないとかそのような問題がありそうです。
さて、ここまでは、一般的なPCの扱いの話に近いのですが、今日は昔の仕事を思い出して、今回手に入れたFDがWindowsフォーマット済みで販売されていることをちょっと考えました。そもそもディスク製造上は磁気のフィルムなので当然フォーマットなど書かれてはいません。そこに付加価値を付けるために、ユーザーの手間を省くために販売段階で初期化(フォーマット)済みにして販売することを思い付いて商品に適用したことが1つの商品化の利点だったのだと思った次第です。
でも、今は700MBのCD-ROMや5GBのDVD-ROMを雑誌の付録に付ける時代です。なので例えば今回取り組んだようなFreeBSDの「ブートディスク作成」もビットコストからは商売にならないでしょうけれど、もっと一般的にディスクが用いられている時代なら1つのアイディアになったかもしれないなと振り返っていました。もちろん量産でなくても顧客対応としての販売の1つの形でも。
因みに昨日は久しぶりの「うつ」で半日寝込みました。翻って今日は少し躁かもしれません。頭の働きがやや活発でそういう時には注意が必要と感じているからです。