フランキンセンス特集
医療文献、研究報告が多い精油フランキンセンス。その特集です。もっとも医療界で研究されているエッセンシャルオイルと言えます。
▪️研究報告
抗ガン作用:ボスウェル酸が前骨髄球性白血病細胞の分化を引き起こしながら、これらの細胞の成長を抑制することが発見された (Jing et al.1992)。
抗ガン作用:ボスウェル酸が肝臓のガン細胞の増殖を抑えてアポトーシスを引き起こすという効果が見られた(Liu et al., 2002)。
抗ガン作用:ボスウェル酸が人間の結腸ガン細胞の増殖を抑えてアポトーシスを引き起こすという効果が見られた (Liu et al., 2002)。
抗ガン作用:ボスウェル酸が前立腺ガン細胞のアポトーシスを誘発した (Liu etal.2008)。
抗ガン作用:フランキンセンスのボスウェル酸が、人間の骨髄白血病細胞株で、アポトーシス(細胞死)を誘発することが判明した(Xia et al.2005)。
抗ガン作用:ボスウェル酸が黒色腫(メラノーマ:皮膚色素)と繊維肉腫(結合組織のガン)の浸潤と転移を防止および抑制することが判明した(Zhao et al., 2003)。
消炎作用:フランキンセンスから取り出したトリテルピンが、マウスのTPA が誘発した炎症に対して、著しい消炎作用を示した(Banno et al., 2006)。
消炎作用:生体外の研究で、フランキンセンスから採れるボスウェル酸が炎症反応に関与する数種のタンパク質の発現や活動を防ぐことが判明した。生体内の研究では、ボスウェル酸が実験的に作り出そうとした関節炎からラットを守ることが判明した(Roy et al., 2006)。
消炎作用:ボスウェル抽出物が、人間の微小血管細胞の炎症反応関連遺伝子に作用することが判明した。さらにボスウェル抽出物が、カラギーナンで誘発したラットの足の炎症を軽減することも見られた(Roy et a., 2005)
抗ガン作用:ボスウェル酸が、マウスでは、誘発した炎症と腫瘍を減少させ、培養中の人間の白血病細胞では、DNA 合成を抑制することが見られた (Huang et a.,)
免疫刺激:フランキンセンスのボスウェル酸をゴマ油と一緒に使うと、「H」サイトカインを抑制しながら TH2 サイトカインの効果を高め、免疫反応を調整できることが示された(Chevrier et al., 2005)。
関節炎:α-フェランドレン(フランキンセンスオイルに含まれる)は動物モデルにおいて、抗侵害受容(痛覚遮断)作用を有することが判明した(Lima et al,2012)。
抗ガン作用:フランキンセンスの抽出物が人間の白血病細胞のアポトーシスを引き起こすことが判明した(Bhushan et al., 2007)。
抗ガン作用:クルクミン(芳香化合物)、フランキンセンスやブラックペッパーのエッセンシャルオイルに含まれるセスキテルペン類であるβ-エレメンは、卵巣においてアポトーシスを誘導し、ガン細胞の増殖を抑制するという有望な可能性について現在研究されている(Zou et al., 2013)更に、肝臓(Dai et al., 2013)、乳房(Zhang et al, 2013,Ding et al 2013)、膀胱、肺(Li et al.2013, Chen et al.,2012)および脳の癌細胞株においても、β-エレメンのみおよびシスプラチン抗がん剤療法との組み合わせで現在研究されている。
抗鬱作用:酢酸インセンソール(フランキンセンス成分)が、マウスので、おそらくは感情調整経路である TRPV レセプターを開くことが判明した(Moussaieffet a.., 2008)。
抗炎症作用:アルファピネン(フランキンセンスの成分)はTHP-1の指令に対し、炎症誘発性反応を遮断することが判明した(Zhou et al., 2004)。
抗炎症作用:フランキンセンス(ボスウェリア・フレアナ)の抽出物は関節軟骨の劣化に関与する前炎症性分子を阻害することが判明した(Blain et al., 2009)
🔷対応症状
老化、アレルギー、虫さされ、蛇の噛み傷、気管支炎、ニキビ・吹き出物、カタル、風邪、せき、下痢、頭痛、ヘルペス、高血圧、肺炎、坐骨痛、意識覚醒、菌の感染、ストレス、緊張、扁桃腺、創傷、イボ、肌の老化、乾燥肌、脂性肌、シミ、シワ、赤ら顔、傷あと、膀胱炎、生理痛、消化不良、喘息、パニック症状、興奮、不安、緊張、注意散漫、イライラ、落ちつきがない、多動、便税、花粉症、傷、筋肉痛、腰痛、敏感肌、普通肌、集中力、リラックス
(エッセンシャルオイル家庭医学事典より)
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