磊塊(らいかい)を慰撫す | ストーンセラピー施術日記

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石の持つ力と東洋医学の経絡経穴論や温熱効果を取り入れたストーンセラピー温石薬石整体術を実践しています。サロンとスクール代表が書く施術記(ほとんど雑記)です。

なんだか、モヤモヤとしているとき、私はいまだに「竜馬がゆく」を読んでいる。

その中に、

「それをよんでは、わが磊塊を慰撫している」


という文がある。

流人となった岩倉具視が言ったことだ。

蟄居の身であることで、気持ちが萎え、滅入って、ついに死のうとおもうことさえあるとき、

岩倉自身が自分のために編集した詩歌の抜きがきを読む。

その作者はすべて故人で、またそのことごとくが国事にたおれた勤王の志士のもの。


「それをよんでは、わが磊塊を慰撫している」



磊塊というのは石のかたまりのこと。

男子の腹中にはみな磊塊がある、と古代中国人はいった。

男子が酒をのむのはそれを焼くがためだという。

意味は鬱勃たる心情といってもよいだろう。



、、、、さ、私はまだ磊塊とまではいかないけど、、

それを酒で焼きますかいの~~