釣り堀ごときにマイ竿出しても釣れない私は、久しぶりに真剣に考えて分かった。
何がいけないのかを!!
私は、しばらくブランクのあった釣りをなめていた。
プールの放流ニジマス様をバカにして、ぶっとい糸とデカイ毛バリをつけて、内心、
「これでも食え!お前達にはこれで充分!!」
とプールに毛バリを落としていた。。。
これでは釣れない!ニジマス達も怒ります。
となりでは猿姫、私の失敗に気づいてか気づかずか、借り物の竹竿で必死の形相でウキをながめている。
ふと目を上げると、プールの端の方まで場所を移動している。
「こっちにいっぱいいる!!」
と私に助言までしている(泣)
そして、また、、、
目の前の、イクラで釣りのご主人が、派手にニジマスを釣り上げる。
ご家族の歓声があがり、、、
冷たい猿の目。。。
分かった、分かった、分かったよ!
釣り坐に着いたのが、すでに夕方だったから、あせる。。なんだかすでに日が落ちている。
すっかり忘れた手つきで、糸を細くして、渓流用にとっておいたとっておきの毛バリをセットして、よく水に浮くようにに油まで塗って、本気の本気の本気モードで、釣りに集中!!!
バシャ! と毛バリにニジマスが飛びつくと!
ウリャア!!
と気合いとともに合わせる。
「ヤッター!、パパ、パパっっ!」
猿、ウッキーウッキー状態である。
バカ親バカは、釣れたことのうれしさより、面目を保ててひと安心。
いやー、釣りって恐ろしい。
自然をなめたらいけません。
なんとか、それから晩ご飯分(7匹)は釣り上げて納竿。
川魚を敬遠される方は多いですが、ニジマスの味は淡白で、スナックみたいに食べると意外に美味しい。
食べながら考えた。
うーーーん、猿姫が釣りを楽しむ年齢になってくると、、、
釣りに磨きをかけたくなってくる。。。
自転車にカメラに釣りに、、、、
・・・・・・・・うーーーん・・・。
