その昔、日本のオヤジは恐かった。
今や、恐いオヤジがいない。
恐いオヤジは社会には必要だと思う。
大人は恐い存在なんだ!
と、知らしめなくてはいけないと思うのだ。
コンビニで中学生が入り口でカップ麺をすすっていようもんなら、
「じゃまぁ、どけ!」
とすごんで注意する。
回覧板で、
「最近の中学生は刃物をもっているので注意してください」
などど、信じられない文字があっても、そんなの関係ない。
バカ言ってじゃねー だ。
この間、家の庭に小学生の男子がチョロチョロと歩いてる。
どうやら、裏の塀をよじ上って、ボールを取っているらしい。。
リビングから見ると、何度もチョロチョロしているのを見かけてしまう。
(しょうがねえな~~)
庭にいる小学生に、
「オイ、お前は泥棒か?警察呼ぶぞ!」
と凄む、
言われた小学生は死にそうにビビっている。
「ちが、ちが、ちがいます」
まだ私が睨んでいたら、
「ボボボ、ボールが、と、取りにきたんです」
「じゃあ、ボール取らせて下さい、と言って入って来な。しかも塀をよじ上って来ちゃダメだ。そりゃ泥棒だぞ、玄関から堂々と入ってきなさい!」
小学生、返事もなしに、パクパク、コクコクとうなずいている。
ちょっと刺激が強かったかな、とは思ったが、私が小学生のころでは常識である。
しばらくすると、、、、
ピンポ~ン。
とチャイムが、
ハーイ!とインターフォンをのぞくと、、さっきの子供が立っている。
「なんだよ、どうした?」
と聞くと、
「あのー、ボール取らせて下さい」
と言って来た。
(なにもインターフォンをならさないでも・・・・)
「おー、いいぞ、こんどはピンポンはいらねーぞ!」
まったく、、、、
人の家に入るのに、ひと声かける常識もなくなっているんだからな~~。
こうなったらオレはやるぞ、
これからも恐いオヤジになる!
恐いオヤジ同盟を作りたいくらいだ。
そう、あのソフトバンクのオヤジとともに。。。。