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石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

人生も一巡しそろそろ終盤が見えてくると、いろいろなことがわかるようになってくる。

どの時代を生きた一般人も、偉かった人もみな自分とおなじく数十年の一生がどんなものだったか、何のための人生であったかを感じたことでしょう。

かねてから「日本書記」が書かれた目的などに思いを馳せて書物だとかを読んだりしてきたのですが、さすがにこの年齢になるとよくわかる。

天武天皇が書かせたと言われてますが、その奥さんの持統天皇が藤原不比等に依頼して作らせたのだろうと思っています。

歴代のアメリカ大統領も引退すると回顧録を執筆しますが、これは自らの実績とか活動を記録として残したいという衝動が書かせるのでしょうが、日本書記では単に記録を残す以上の目的があったはず。

次の皇位を継承するのはだれか、自分の子孫に継承させたいと願うのはいつの世も変わらない。

ましてや、この当時は安定を根底からくつがえすような動乱が国内外に次から次に起こった時代であり、それらが一段落した後に日本書記が編纂されたのは、現代を生きている人間と同じく一生の間に起きたことを振り返り子孫繁栄を願うということがあったのも当然だと思います。

 

そしてその原動力はいつも男よりも、女子パワーだったと思います。

 

持統天皇の父は天智天皇(中大兄皇子)でその母である皇極天皇(斉明天皇)といった女性の皇統維持に向けられた執念ともいえるパワーがあったわけですが、その歴史と正当性をなんとしても記録する必要があったのだろうと思います。

先日、トヨタのクルマはソフトウェアエンジニアが作る というオンラインセミナーを聴講しました。

 

コネクテッドカーのコンセプトを支える自動車のUI/UXのシステム開発に関する話で、クラウドと無線通信のインフラ環境でどうシステムづくりをしようとしているか を解説していました。

 

話者は元ソニーにいた人で

 

 ・クラウドを前提にした開発

 ・アジャイル開発

 ・NTTとの協業例

 

が主な内容。 最後の協業の例は、走行車両で撮影される画像データから地図情報を作成し、障害物検知などをするというもの。

 

数年前から今後こういう世界いなる、それに向けて取り組んでいます という話をさる会合の場で聞いていましたが、最大のネックは

 

  技術者不足

 

ということでした。技術者にもいろいろありますが、プログラムのコーディングをするプログラマはそこそこいるようですが、自動車のことをよくわかった上でソフトウェア設計ができる人がいない、アーキテクチャ設計できる人はさらにいない といわれていた。

 

優秀な人材の”奪い合い”などの内ゲバをしていると、中国などにあっという間に抜かれそうな気がするなぁ と思いながら聴講しました。

 

 

 

企業の労働生産性が上がらない といわれています。長時間労働が原因だとかいろいろなことが言われていますが、たしかにそういうこともあるのかもしれません。

 

ドイツに行ったことがあるのですが、平日でも例えばお店などで夜遅くまで働いている人はいないし、夕方5時とかになるとさっさと閉店する。

 

また、土日もほとんど店は閉まってました。(今もそうかわかりませんが) でも、製造業などの指標をみると日本に比べると単価の高い製品を作って売っている。

 

単価が高くても売れるような付加価値の高いモノとかコトを考えついて提供する ということが必要だが、日本の企業現場では常にホームランを要求されるためうまくいかない。

 

アイデアを持った人が集まって、新しい創造がやりやすくなるような社会制度が必要と思います。最近の会社では副業を推奨する風潮が出てきましたが、これをもっと加速して、社外の新しい取り組みに社外の人も簡単に参加できるような社外公募制度があればいいのにと思います。

 

私も、会社づとめの時会社の社内公募制度というのに手を挙げて異動したことがあります。これを社会全般に広げればもっと優良人材の流動性があがるのではないでしょうか。