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石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

教育研修講師の募集で、近年やたらとJavaの案件が増えてきたように感じます。また、ITエンジニアの募集でも同様です。

 

なぜこんなにJavaばかりなのか。ひとつには、Javaが応用されているものが

 

・Android端末のアプリ

・業務システムのサーバサイドJava

 

が多く存在しているからだと言われています。AndroidはJavaベースの開発言語でJavaのスキルがほぼそのまま活用できる。サーバサイドJavaは、RDBMSと組み合わせでサーブレットが多いということなんでしょう。

 

今後もずっとJavaなのかというと、徐々に変わってくるだろうともいわれてますが当分需要は多そう。しかし、個人的には、どうもこれでいいのかと思ってしまう。

 

まず、Javaのプログラマーは相応に多いため、値段のたたき合いになってしまうので、高収入は難しいのではないかという点。また、サーバサイドJavaは新規開発はほとんどなく、皆既存アプリの改造など保守的な仕事が多い。

 

Androidもkotlinだとか、scalaに代替されるとか言われています。

 

私はJavaは大嫌いな言語です。まず、なんだかんだと制約、ルールが多くて面白くもなんともありません。Cなどではコーディングに自由度が多すぎバグをやたらと誘発したので、バグの作りこみを抑えるためにこうなったともいわれている。

 

しかしここまでルールでうるさくするなら、Javaコードなんかは自動生成できるツールを作って、人間は上位のロジックとか、アルゴリズムなどのところにエネルギーを使うべきだと思います。根幹をなすのは業務ロジック部分なので、そこに頭を使い、Javaのコードなどはコンピュータにやらせればいいのです。

 

どんな言語にも言えるのですが、こういう言語習得の世界から早く脱却できるようなツール、仕組みを開発し世界にいち早く広めた人間・企業が次の覇者になるでしょう。

ちょっと前に、ついに開発を当分延期すると発表がありました。このブログでも何回かこれについて書きました。日経の記事などによればこの原因は、大きく

 

1)アビオニクスつまりソフトウェア開発におけるV&V知見不足

2)メガサプライヤーの方が立場が三菱よりも格上だった

3)国土交通省もメーカも認証取得の素人で安全性基準を決められなかった

 

と言っています。

 

これらが物語っていることは、

 

設計、製造のものづくりのルールは欧米人が決めているにも関わらず、ルールを深く理解できていなかった、あるいはルールをわかろうと真剣に取り組まなかった

 

ということと、

 

世界規模で取り組まないといけないことは、ルール作りが極めて重要で、ルール作りの段階から欧米人と深く関わらなくてはならない

 

ということです。このあたりは、自分の経験でいうと原子炉の開発、運用とほとんど同じだと思う。

 

日本人のものづくり関係者とか、事業推進者が心しておかないといけないことはひとえに、このルール作りの段階からが重要であること、しかし

 

欧米人は有色人種ごときに自分たちが従う必要のあるルールを決められたくない

 

という根本的な意識があるので、それを百も承知で果敢に挑む必要があるということに尽きる。

 

今後、

 

 「自動車の自動運転」

 「宇宙開発」

 「新たなエネルギー開発」

 「バイオ技術」

 

などの新たな事業領域に踏み込んでゆかなくては日本の将来はないと思っていますが、そのためにもこの三菱重工MRJの失敗を骨身にしみてゆかなくてはいけないと思う。 

先日このようなタイトルのオンラインセミナーを聴講しました。

 

ブリジストンはタイヤメーカなので、基本的にはタイヤを作っている会社ですが、こういうご時世なので新たな事業領域の模索をする必要から、タイヤに関するデータを集め、そこからさまざまな付加価値を生み出して次のビジネス展開を図っています という内容。

 

かなり昔、タイヤ製造機械に関わっていたことがあって、そのころとタイヤを作るという工程は変わらないのでしょうが、運用データつまり走行中のタイヤの振動を計測して、摩耗を予測するというようなことの紹介がありました。

 

今どきは、タイヤの中の内側にいろいろセンサーがつけられているのか と思いました。