かなり昔に読んだ、手塚治虫が書いた幕末から維新あたりの世情を描いたマンガに「陽だまりの樹」というのがあった。
長い間かけて成長し、そびえたつ巨木となったが、立派な外観とはうらはらに内部は腐って朽ち果てそうになっている という意味で、退廃しきった幕末の幕府をそう表現したのだと記憶してます。
福岡で自民党県議連で多額の裏金がやりとりされていたという話題がでています。裏金というよりも、ほぼカツアゲ、強制徴収なのでやくざの上納金に近い。首謀者はしらをきってますが、周囲の議員たちが、これはあんまりだというので内部告発に至ったと思われる。
議員になるには5000万、議長になりたければ数百万、「汗をかけ」ということで、私もいくら払いましたというのが続出しています。これは福岡に限った話とも思えない。程度の差は別にして、他都道府県でも叩けば大量に出てくるのではないか。
しかし不思議なのは、ネット以外の新聞にはまったく記事になっていないことです。安倍総理がモリカケ問題で騒ぎになっていたことがありましたが、その火付け役になったのが今回福岡の問題で首謀者といわれている、蔵内という人物であり、左派勢力の代表である新聞マスコミは皆、判を押したように押し黙っています。
この上納金システムは、自民党だけでなく野党も、知事も党派を超えてはびこっていたようですが、陽だまりの樹のとおり、腐りきっている。それもこれも、選挙のたびになんとなく既成政党に考えなしに投票しているからです。
パーティ券や税金で豪華に海外旅行したり、再生エネルギー利権で蓄財したりしているこういう連中が「国民なんて愚民、バカなやつらだ」と高笑いしている様子を想像して次の選挙にゆくべきでしょう。
