以前YMOがグルーブ感について語る番組の動画を見たことがあります。最初YMOはシンセサイザーでグルーブ感のない無機質な音楽をやろうとした。しかし、すぐに飽きていろいろやってみたらグルーブ感がどこから出てくるのかに興味が移った。8分音符を12等分して少しづつずらしてゆき、14:10の比率にすると、沖縄のハイサイおじさんのリズムになる こういう内容だった。
コンピュータの奏でる均等な音に合わせて、ドラムをたたいたのが幸宏ですが、細野さんは最初ドラマーはティンパンアレイの仲間の林立夫に声をかけたが、ピコピコサウンドに合わせてドラムなんか叩けるかと拒絶され、幸宏に相談したら、彼は面白がってやった という逸話も聞いたことがある。
コンピュータ音では絶対に感じない、ドラムのグルーブ感はひとえに彼の才能の賜物ですが、人間はどこか不正確といいますか、揺らぎのようなものを否応なく生じさせ、それが心地よさを感じさせるのでしょう。
現在AIの世界では、ディープラーニングやそれを超える新しい数式モデルが考案され、膨大なデータで学習させると、例えば画像認識なんかは人間の能力をはるかに超えるレベルに達し、凝った絵画も自動生成できる。
YMOが言っていたグルーブ感のない無機質なピコピコサウンドには耐えられず、グルーブ感をもたらすリズムや音の強弱なんかも、AIが模擬できるようになるかもしれない。
次世代AIは人間の脳科学の成果に基づく汎用AIを目指すというが、それらしいことは作り出せても、YMO自身を生み出すような創造性は持てるわけではないでしょう。
あるユーチューバーの人が久しぶりにアメリカに行ったら、コロナ前に比べ走っている自動車に大きな変化が出ていることに気が付いたそうです。
コロナ前は相当数、日本車が走っていたが、今や日本車の比率は目に見えて下がり、代わりにテスラの自動車がとても目につくようになったという。
で、今日2025年のEVはどうなるのかというオンラインセミナーを聴講したところ、ルノー、VW、ホンダを比較してもホンダが走行距離で最も不利で長く走れない。またテスラはバッテリーというよりも、モーターとその駆動インバーターにかなりの工夫をしていて、かつこの駆動系に見合うような車重バランスに優れているという。
米国はクルマ社会で、ガソリンの高騰が続くとなるとEVで長く走れるテスラを選ぶのだろう。
これからはますますEV車が席巻することになるのだろうか。内燃機関を全てやめてしまうことへのためらいもあるかもしれないが、両方に投資できないという事情もあるのだろう。
