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石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

長年勤務した会社を定年退職して、コンサルタントの仕事を本格的に開始した当時は、一所懸命に取り組みましたが、そのうち「なぜ自分だったのだろうか」ということを考えるようになりました。

 

自分と似たような職務経歴を持っていて、同じようなことをやれそうな人は他にもいるはずです。

 

お付き合いの期間がながくなって、ある程度フランクにお話しができるようになればご支援している会社の方に「なぜ私だったのですか」と聞けるかもしれません。

 

でも直接聞かなくても、そのうちなんとなくわかってきました。それはやはり、同じようなことでもその会社にとっての悩み事の解消に必要な、ドンピシャなもの・ことを提供できるかどうか ということにつきます。

 

でも往々にしてそのドンピシャな内容が、非常に限定的といいますか極めて尖った専門性であることが多い。また、広範な要素を含む運営的なことだったりもします。

 

これも実経験なのですが、あまりにも都合がいいというか虫のいいことを要望されることもあり、そういう場合はお断りをせざるをえなくなります。

 

ですが一般的には高い専門性とか知見が求められ、そのためには常日頃相当な時間、コストをかけてでも勉強、インプットが必要です。勉強にもいろいろあり、座学的に知識をつけるだけでなく、経験したことを自分の中で学び直し咀嚼することになります。

 

なので、そう簡単にコンサルのお仕事ができるわけでもないのですね。

会社でセキュリティの担当役員、全社レベルの責任者に任命されたらどうでしょうか。

 

自分は何をしたらいいかと正直迷ってしまうということもあるのでは。この図書はそういう人を想定して書かれたもので、大変重要なことがとても読みやすく書かれています。

 

但しここに書かれていることは100点満点的なことでもあり、このレベルに達していないからどうこうというようにとらえると大変かもしれない。自社の状況とか業態に照らして理解するといいでしょう。

 

また、セキュリティコンサルタントを目指す人にとっても必読書といえましょう。

 

これは今年の7月に米国の安全保障委員会の委員である上院議員が出したレポートです。これによると2013年から米国の経済および金融政策を弱体化させるために米国連邦準備制度(FRB)を標的にしたスパイ、工作活動を展開してきたという。

 

・中国当局は、連邦準備制度理事会の職員を 中国国内で4 回

 強制拘留し、家族を脅し、経済情報を提供しなければ投獄

 すると脅した。

・連邦準備制度理事会の複数の職員が、中国の千人計画と

 提携していることが知られている中国の学術機関と密接な

 関係を維持している

・連邦準備銀行の従業員は、プロパガンダと情報収集機能を

 備えた中国政府の一部門である中国の新華社通信の関係者

 と直接やり取りしている

 

というような内容です。当局から脅迫を受けたり、内応する協力者を養成していることがわかります。

 

米国においてもこのありさまですから、我が国はいうまでもないのかもしれません。でも、こういうレポートが国の機関から公開されるところは大きな違いです。