石田マネジメント事務所 -42ページ目

石田マネジメント事務所

技術やものづくりに関する最近の話題と気づき、ちょっとした備忘録を書いています。

学校を卒業して初めて社会人となって赴任したのは造船所でした。全員もれなく現場実習をするのですが、自分の場合は建造中の海自の護衛艦でした。

 

朝と夕方になると自衛官の方々が艦上と陸側で総員整列しこのラッパ演奏で日の丸と旭日旗に敬礼していた。

 

自衛官とは単に都合のいい存在ではありません。私たちと同じ日本人であり、自分の親であり子であり家族です。

 

しかし現在の専守防衛では、攻撃を受けて死者、負傷者などの実害がでるまでは反撃できない。

 

潜水艦の乗員は海自の中でも最精鋭の方々で自衛官はみな死を覚悟して任務についています。さきごろ敵基地攻撃含めた方針と予算確保がされた報道もありましたが、日本人は自国の安全保障についてはとんでもない思い違いをしていると思います。

 

学校の先輩とか同級生には防衛関係の人が結構いましたが皆さんもほとんどが一線を退かれたと思ってましたが、近いうちに再会できそうです。

 

 

ここ1年あたり様々な会社に籍をおいて仕事をする機会を得ていますが、若手・中堅の忌憚のない本音はというと、

 

「ただただ働かされるだけで、仕事の中で得るものがなく

 ここ何年間は全く成長していないと感じる」

 

と発言する人が実に多い。

 

そういえば最近ジャニーズ事務所でトップが辞任し、また大量に退所者が出ているというニュースもありましたが、その理由は若手がチャレンジャブルなことをやらせてもらえない ことが理由らしい。

 

事務所からすると、へたにヘンなことを始められてせっかく金をつぎこんでブランド作ったのに、イメージがダウンして売上が落ちたら大変だという創業者一族の思惑とぶつかったのだ といわれている。

 

しかし、次の挑戦がなされなければ将来の伸びしろはなくなる。どうも日本の社会全体がこういう風潮にあるのだろう。

 

さきごろ新聞報道などで、日本生産性本部が発表した2021年の労働生産性の国際比較によると、日本はOECD38カ国中27位で、1970年以降最低を記録したというが、この根底にはこうした目先の売上しか頭にない経営層、思考能力のなくなった管理者などの存在があるのでしょう。深刻な問題なのですが・・

若いころから将来はコンサルタントになろうと思っていたことは前にも書きましたが、20代の後半から30歳くらいにかけてとあるところで、コンサルタントの駆け出しのようなことをしていました。

 

最初は研修の講師になるための修行をしていましたがある時、ある人の元でコンサル仕事のアシスタントをさせてもらえることになりました。

 

人生とは出会いというのでしょうか、後にも先にも我が全生涯の中で、こんな人に出会ったことはありません。

 

当時の自分は鼻っ柱だけは強く、ものごとを考えたり発想する力ではだれにも負けないという(根拠のない)自負心がありましたが、どのようなディスカッションをしても自分は全く歯が立ちませんでした。

 

頭の回転速度というか、洞察の深さというか、着眼点というか・・・あらゆる点においてこれほどの人というのが世の中にいるのかと思い、強烈な衝撃を受けました。

 

しかし、最も衝撃だったのは、この方の人間性でした。厳しさの中にも、”愛”を感じるというのでしょうか。もちろん恋愛の愛ではありませんが、人に対する慈しみというのか、そういう人間力にあふれる人物で、自分は大変幸運だったと思っています。

 

経営者はもちろん、管理職になるにおいても、人が育つためには、優れた人のもとで薫陶を受けるということが必要だと思います。