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自らの文章のアーカイブと考えている

羊水の知識と性の知識 2008年02月08日

ある影響力のある人が羊水につき間違った知見を披露し謝罪するという事態になった。

 その影響力のある人が芸能関係の女性だったので、メディアはバッシングをしたのかもしれない。

 この件で思うのは性教育の貧弱さである。
 義務教育内で行われる性教育の重要さが理解されていないのかと思うと、そうではない。性教育に対する根強い反対運動があるということは、それが重要だと証明しているようなものである。

 なぜ反対なのか?分らない。
 自民党の女性議員たちの反対は顕著である。副読本も排除の対象になった。

 STD(性感染症)の増大やHIV感染の増大(サミット参加国では日本だけ)を見るにつけ、それが緊急課題であることが分る。また受胎、妊娠、出産に対する教育も貧弱である。
妊娠した女性を労わるのも、妊娠に対する知識がないとできない。

 教育が貧弱であると流布されるのは「迷信」である。
 深夜営業しているある店で性に関する(主に感染症や妊娠について)無料相談をやっていた。(現在はその店が廃店したため場所は渋谷に移った)その相談会で聞くことの多くは「驚くべき迷信」の数々である。

 またそれは人間関係の脆弱性も意味する。
 避妊しない男性となぜ別れないのか?暴力をふるう男性となぜ別れないのか?その答えは「寂しい」「捨てられたくない」というものがほとんどであった。弱い女性が搾取の対象になっている現実がそこにはあった。

 私はよくこういう例え話をした。
「セックス(性行為のこと)はゾウリムシでも日本住血吸虫でもする。でも、人を好きになって詩を書いたり、手紙を書いたり、自分のことについて考えたりするのは人間だけ。だから人を好きになろう」(ゾウリムシは単性生殖だと思うからこの例えは間違いだが)

 そういう場所に来る女性達は今風の人たちだから「うざい」とか「アホらし」とか言われると思っていたが実際は違っていた。

 性は生であり、相手を尊重することである。そして愛することである。などという原理原則論は流行らないのかもしれないが…
殺虫剤ギョウザと安全保障 2008年02月04日

冷凍食品のギョーザに殺虫剤が混入したことが事件となった。

 原因は不明であるが、輸入元の中国(中華人民共和国)の食品を敬遠する動きがある、と言う。実はこれは不可能な行為である。

 日本は食糧自給率が40パーセントをとっくの昔に切っており、その食糧の多くを中国から輸入している。もし中国からの食糧を敬遠するなら、食糧は30パーセント以下の量になるだろう。

 その事実を踏まえ、食糧自給率の低さを嘆く人がいる。

 これだけ食糧自給率を低くできたのは、憲法9条があるからである。食糧自給率が低い国はどの国とも戦争ができない。海外からの食糧供給が止まってしまうからである。
 憲法9条で不戦を世界に宣言しているから食糧自給率を低くできたのであり、それは憲法9条の成果であると思う。

 よって好戦的な国や兵器製造国の食糧自給率は100パーセントを上回っている。

 憲法、特に9条を改定しようという動きがある。
 9条を改定し不戦の宣言を撤回し、戦争をする可能性のある国にしたいのかもしれない。あるいは単に兵器の製造・輸出をしたいのかもしれない。

 いくらこのクニの政治家が愚かでも、食糧自給率を高めようとせずに憲法9条の改定しないとは思うが…
書籍「記憶の暗殺」 南京事件 2008年02月01日


内山薫氏が東(あずま)史郎氏の名誉毀損裁判を追った作品である。

 いわゆる「百人斬り裁判」、李秀英裁判、夏淑琴事件、の判決の後に出版されたということでたいへん意義があるとともに、東史郎氏の意志が伝わるたいへん熱い内容でもある。

 一気に読んだ。

 残念なことに中国の世界知識出版社から出版された。日本では「東史郎さんの南京裁判を支える会」で入手できると思う。