近隣公園ではニワゼキショウを2株しか見つけられなかった。

花が小さいので、目が慣れるまでは見つけにくいが、慣れてくると小さな群落を形成している場所を何カ所か見つけることができるのだが、例年より開花が遅れているのかも。

ウィキペディアの解説「日本に普通みられるものは、アメリカ合衆国テキサス州を中心に分布する多型的な種である。明治時代に観賞用として北アメリカから輸入されたものが野生化したのではなく、本来雑草的な種が帰化植物となったものである。」は理解できない点がある。

 「多型的な種」の意味が分からない。鑑賞用のものは確かにもっと葉がしっかり茂っているが、「雑草的な種」の出所(例えば輸入した牧草に交じっていたとか)が説明されていない。

これは今日庄下川にかかるX橋の手前のマンホールの外延部で見付けたもの。風が強く

ピントが合わなかったが1枚しか撮影しなかったので・・。

今日出会ったヒューケラ。これは我が家から西、ミニマンションの3軒先の新築邸の門前。

3種の色合いのもの。今年植え付けられたもの。

↑はさっちゃんさん宅のもの。

個人宅のお庭のクレマチス。最近はこの大型の花のものが目に付く。

庄下川右岸。高松橋のすぐ下流の草地で見たオルラヤ

開花期は3月~7月と長いので、かなり前から咲いていたのかも。

廻りの草は刈り取られているのにこの株のみ残されている。

同じ理由で開花できたキショウブ。

あるいは水辺なので、刈りとりできなかったかも。

ウィキペディア「西アジアからヨーロッパ原産の植物で、明治頃から栽培されていたものが日本全国の水辺や湿地、水田脇に野生化している[2]上に、林縁など湿地以外の場所にもよく生育するため、拡大の懸念がある。

観賞用に栽培されているハナショウブには黄色系の花がないため、その貴重性から重宝されたが、湖沼や河川などへの拡散が問題となっている。」

ということで駆除対象になっているようだ。

黄菖蒲に跼む一人や喪の明けず 阿部みどり女 『雪嶺』
 
黄菖蒲の中洲が頒つ梓川 白岩てい子
 
黄菖蒲の黄の映る水平らかに 池内たけし
 
黄菖蒲や魚板のかわく翁堂 高井去私

ここ数年目立つがこの岸辺、特に石垣のしたにびっしりと咲く赤花ユウゲショウ。

5年以上前にはこれほどではなかった。

ところどころにハタケニラに花も見える。画面右手、草刈りが進んでいるのが確認できる。

4月の草刈が及んでいない地帯のセイヨウカラシナの花。

花が終わって種になっているものもある。

潮どきの辛子菜もみに農婦どち 渡辺水鶏
 
辛子菜の花は過ぎけり宿の裏 三溝沙美

ブラシの木の花。「ブラシの木」ではなく「ブラシノキ」と表記するのが正しいよう。

オーストラリア原産。5月が花期である。しかし夏秋にも咲いている。

ブラシノキ(学名:Callistemon speciosus)は、フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木。別名、カリステモン(本来は属名のラテン名である)、ハナマキ(花槙)、キンポウジュ(金宝樹)。 属名のCallistemonはギリシャ語で「美しい雄しべ」という意味(「美」を意味するkallosと「雄しべ」を意味するstemon)。

東富松川沿い。神戸線の線路の北側。マンションの横の植え込み。毎年強剪定されるが

強健な植物である。

オーストラリアに一年滞在した友人が、琵琶湖沿いに家を買い、生垣にこの樹を植えて、

花期を迎えたら近所でニュースになったらしい。まだこの木が日本へ入っていなかったから。私も一枝貰って挿し木したら根付いたが、日当たりのよくない場所だったので花が咲かなかった。大木になりそうなので伐採した。1985年頃のことである。