函館記念競輪 三日目 準決勝 | 車券三点勝負

車券三点勝負

1レースにつき買い目は三点まで。
的中したら祝福を。
外れ続けたら冷笑を。

今週はいつも以上に時間なく、武雄の三日目から函館の二日目までまったく参戦できませんでした。
予想記事を書くどころか、車券を買う余裕すらなく。

ようやく土日で競輪に向き合う時間ができたので、また当たらない予想を書いていきたいと思います。

初日二日目は大きな配当も出たようですが、有力どころは概ね順当に勝ち上がったようで。
負け戦は実力拮抗、準決勝は濃いメンツがひしめく番組となりました。

1R
周回 ⑧③④ ①⑨⑥ ⑤②⑦
点数上位は①不破⑨澤田だが、しょせんは敗者同士で実力に大差はない。
ここは⑧小林稜の逃げいち。中団が①不破と⑤小笠原で縺れれば、千葉ラインで逃げ粘り③太刀川の抜け出し十分。あるいは⑤小笠原が4番手無風からの一発。
3-4-29, 5-2-3
➜ 2-9-7 3連単10,090円 (ToT)
⑤小笠原の早捲りを足場に②庄子の抜け出し。こっちのパターンだったか。

2R
周回 ⑨① ⑦②⑤ ⑥ ④③⑧
⑦佐伯亮が点数上位でほぼ逃げいち。④阿部架を逃がして捲りなら問題なくアタマだが、逃げ展開になるとゴール前で末を欠いて別線の追い込みに交わされる可能性高い。
⑦佐伯亮の2着固定で、アタマ突き抜け期待は、ライン3番手の⑤渓、地元③山田敦、差しのきまりて①松坂英。
➜ 7-2-5 3連単910円 (ToT)
一周逃げたけど、ペース駆けすぎてゴール前も踏み直す余裕まであった。

3R
周回 ⑤①⑧ ⑥② ⑦ ⑨③④
①萩原尚が勝てそうな番組。⑨田村大を退けられるかだが、番手の③久島はまだ万全じゃないだけに勝機は多そう。
1-28-5, 9-1-8
➜ 3-9-1 3連単4,430円 (ToT)
③久島はいつの間にか元気になってた。

4R
周回 ①⑨④ ②⑤⑦ ⑥③⑧
②脇本勇に⑤高久保がつける二段駆け体勢。別線の脚質的に、この本線が主導権を取り⑤高久保が抜け出すシナリオの成立性が高い。
①堀内俊は北2車を捲りで引き出す構えだが、踏み出しスピードを乗せないと⑤高久保に合わせられて出切れないだろう。
格下外枠の関東勢は初手で前も取れるが、ここは後ろ攻めから中団狙いがせいぜいか。
5-7-19, 1-5-9
➜ 9-5-4 3連単14,920円 (ToT)
逃げたのは①堀内俊。連結外した⑨伏見が自力で捲って1勝。本来逃げなければいけなかった②脇本勇は、捌きも捲りもできないのに初手で前取ったのが失着だろう。

5R
周回 ⑦⑤① ⑧② ⑥ ⑨③④
未勝利で二次予選落ちとなった⑤山田久をどう見るか。多少は調子落ちかもしれない。
それでも⑦谷の先行で展開は向く。捲り上げてくる南関⑨③両者との前後着になるだろう。
93-5-93, 5-3-1
➜ 5-7-8 3連単8,980円 (ToT)
⑨菅原大は無駄脚を使わされて捲りとどかず。⑦谷を2着に残せるほど⑤山田久には余裕があった。

6R
周回 ⑧③⑨ ⑥④① ②⑦⑤
④竹内雄としては珍しい番手線。とはいえ、この実力差がある中で⑥吉川希がきれいに主導権を取れるか疑問。
一方の中四国も、いざとなれば番手から⑦久米康が縦に抜け出せる体勢ではある。
ここは②晝田が⑧鈴木浩との先行争いを制して最終バックを取る。こうなると、前団の迫るとしても④竹内智の捲りくらいで、逆転には至らない。
7-5-234
➜ 7-2-5 3連単680円 (ToT)
現地集合。②晝田がタレてくれたら7-5-3なのに。

7R
周回 ④②⑥ ①⑨ ⑦③ ⑧⑤
東京だけで3車という稀なライン。先頭の④武田亮は逃げの組み立てだろう。
⑧津村の抵抗や⑦松岡篤の捲りもあるが、ここで面白いのが①佐藤龍⑨荻原孝の南関ウマ無しコンビ。二日目に負け戦とはいえ共に1着をとっての次戦になる。
内枠を活かして終始東京ラインにつけて脚をためていけば、④武田亮か⑧津村のどちらが逃げる展開になっても、そのペースなら3〜4コーナーで①佐藤龍の車が伸びてくるだろう。
イン突きの場合は⑨荻原孝離れるが、①佐藤龍を軸とする。
12-12-9, 7-1-3
➜ 8-3-7 3連単134,080円 (ToT)
⑦松岡篤の成り行き先行から⑧津村の3番手追い込み。逃げるべき選手が逃げないからこうなる。④武田亮は前受けするなら、突っ張るか即引き即カマシかはっきりしなければ。

8R
周回 ⑦② ⑥①⑤ ⑧③ ④⑨
①山本伸が同県後輩⑥田中大を駆けさせて番手捲りを図る。しかし、その前に⑧蕗澤が叩いて主導権を奪いにいくだろう。
その関東を追って中団外まで上がるのが⑦佐藤一。惰性をもらって捲り切る。地元②大森とのワンツー。
27-27-3, 7-2-1
➜ 1-7-2 3連単4,190円 (ToT)
この着順は想定内。

9R
周回 ②⑨ ⑦③ ①⑤⑥ ④⑧
実力拮抗。①林慶の逃げを②寺沼か⑦嵯峨が捲る展開か。
②寺沼も⑦嵯峨も、逃げる①林慶の3,4番手を取れれば一発決める力はある。
しかし、④真鍋が主導権争いに加われば、結果的に3,4番手が渋滞になりそうで、①林慶の押し切りから⑤小川勇の交わし。その場合、別線番手の⑨佐藤礼や③須永の直線伸びが2着候補。
5-39-1, 9-2-5
➜1-9-3 3連単47,190円 (ToT)
①林慶の逃げ切りは予想できなかった。別線のアタックも厳しかったし、けっこう脚を使ってた様に見えたけど。縺れた後続の方がそれ以上に脚消耗して最後に伸びを欠いたのかも。







10R 準決勝
⑦新山の同型不在で北日本が有利。他の先行型は皆11Rと12Rに集められている。
③山口拳は99%捲りだが、岡山2車の援護を受ける②三谷竜が長い距離を踏むかどうかが焦点か。

ケース1 ⑦新山のペース駆け
⑦新山は初手前受けから、突っ張り先行でもいいし、引いて叩いて逃げてもいい。いずれにしろ、②三谷竜が先行争いを挑まないかぎり、⑦新山は最終ホームから踏むペース駆けになる。
今の②新山にペースで駆けられて、さらに①守澤の援護付きでは、②三谷竜も③山口拳も捲るのは難しいとみる。北日本独占か、別線の食い込みあっても3着まで。
1-7-2359, 1-5-7

ケース2 ②三谷竜の先行争い
②三谷竜が先行も辞さずの組み立て。打鐘で⑦新山に外並走で押さえ込み、最終ホームで突っ張る。
モガキ合いの末に⑦新山が出切るが、そのときには既に③山口拳が捲り発動している。
3-14-1457

②三谷竜としては苦しい選択になる。
ケース2で⑦新山とモガキ合っては勝ち上がれる可能性ゼロだが、ケース1なら仕掛けどころ次第で3着に食い込めるチャンスがあるように見える。
したがって②三谷竜はケース1の捲り構えを選ぶとみる。
①守澤⑤渡部幸の役割としては、今開催の北日本の主軸である⑦新山を確実に残すことを重視するはず。3着より2着残りに固定したい。
3連単 1-7-2
3連単 1-7-5
3連単 1-7-9
➜ 9-2-3 3連単41,070円 (ToT)
何と第二ラインでワンツスリーとは。3番手⑥棚橋が離れず3着という予想は難しく、モロスジなのに4万車券。
この波乱を演出した戦犯は③山口拳。赤板で突っ張る⑦新山に対して、どうせ③山口拳は適当に退いて展開待ちだろうと思いきや、アウト競りで①守澤退かしに行くとは予想外。

11R 準決勝
ここで②郡司vs⑦古性の好カード。一方で二段駆け体勢の北日本と関東は先行争いの構えか。
②郡司も⑦古性も逃げるラインの直後を取って捲りたい。

ケース1 ④菊池岳の先行
最終先行が③高橋晋なのか④菊地岳になるのか決めにくいので、②郡司も⑦古性も初手は前受け避けて中団から流れを見たいところ。
S12回の④菊池岳が自ら前を取った場合は上図のとおり。最終ホームで④菊池岳がカマシたときに、⑦古性がさすがの感覚で車を上げて3番手を取るだろう。
ここから最終バックにかけて、②郡司③高橋晋⑦古性の捲り合戦になる。誰が最初に仕掛けるか流動的だが、いずれにしてもバック3番手を得ている⑦古性が立ち遅れることはないだろう。対抗は②郡司、番手捲りの⑨小林泰。
7-129-129

ケース2 ③高橋晋の先行
初手で③高橋晋が前を取った場合。やはりケース1と同じ展開で、⑦古性が逃げる北日本の4番手を取る。
この場合は④菊池岳が8番手からロング捲りに出て、4番手の⑦古性は内に包まれる形になりそうだが、⑦古性に限っては難なくこじ開けて抜け出してくるだろう。
このケースでも、やはり軸は古性だが、一瞬仕掛けが遅れるので1着とは限らない。
29-7-12589

ケース1,2以外にも、⑦古性や②郡司が先行番手に斬り込む可能性や北と関東が前後に並ぶ展開などもあり得るが、成立性低いので消し。

ケース1も2も⑦古性が軸になるが、ケース2の様に勝負どころで出遅れる可能性があるか。
どんな展開でも捌いて抜け出してくる⑦古性だが、すんなり一本棒の方が実は強い。隊列乱れた混戦状態になると、僅かながら出遅れることがある。そして、このメンバー構成は混戦になりやすいとみて、ケース2の⑦古性2着固定を狙ってみたい。
3連単 2-7-9
3連単 9-7-2
3連単 9-7-1
➜ 7-1-2 3連単1,090円 (ToT)
逃げる北ラインの番手に⑦古性が追い上げマーク。ここまでは想定内だが、その場合は③高橋晋が緩めて④菊池岳のカマシが決まると思ったのが予想外。
これで⑨小林泰は後手を踏んで惜しくも微差4着敗退。

12R 準決勝
約一周半のロングスパートできる先行型が3人揃った三分戦。
ただし、三者とも前受け全ツパのタイプではない。②町田は後方から押さえ先行、③松井は前受けから引いてカマシ、①眞杉はそのどちらもできるタイプ。
早い段階から出入りの激しい展開になるか、それとも互いに牽制して勝負どころのひと踏みで決まるか。

ケース1 ③松井のカマシ逃げ
初手は③松井が前で以下枠なり。赤板で②町田が上がって③松井は下げる。その上を①眞杉が叩いて打鐘で流す。ここが分岐点。
③松井がカマシてきたとき①眞杉が突っ張らず迎え入れた場合。初手と同じ並びで最終ホーム一本棒。
こうなれば②町田はノーチャンス。③松井が押し切るか、①眞杉の4番手捲りが決まるかの勝負だが、現在の実力的では①眞杉が上回るとみる。
17-17-458

ケース2 ①眞杉の突っ張り先行
打鐘から③松井の仕掛けるタイミングが一歩遅く、①眞杉が突っ張った場合。合わされた③松井は出切れず終了。
こうなると、脚をためていた②町田の捲りが決まりそうだが、⑦佐藤慎⑤永澤の援護もあり①眞杉の押し切りも五分の勝負。
2-79-79, 7-15-159

ケース3 ②町田と③松井のモガキ合い
ケース1の打鐘で①眞杉が②町田を叩かず4番手キープの場合。最終ホームでカマシてきた③松井と突っ張る②町田でモガキ合いになる。
こうなれば①眞杉の一発。
1-7-4589


上記の3ケースで考えると、ケース1と3はいずれも①眞杉⑦佐藤慎で捲りが決まることになる。ケース2も②町田の捲り不発なら、①眞杉⑦佐藤慎のワンツー。
他にも②町田や③松井のラインが勝つ展開も無いことはないが、少し無理がありそう。
ここは本線①眞杉ラインで勝負。別線に票が流れて本命オッズが高くなることを気体したい。
3連単 1-7-5
3連単 1-7-9
3連単 7-1-5
➜ 9-3-7 3連単51,430円 (ToT)
これは③松井の作戦勝ち。
初手後ろ攻めから赤板で前を叩かず、中団の②町田を押えた上で打鐘で一気に叩いて出る。こうなると②町田が間髪入れずカマシてきて、それを③松井が迎え入れて4番手。①眞杉は前受から下げただけ。7番手に置かれての一本棒に。
この形だけが③松井にとって唯一の勝機だった。成立性が低いと思って消した展開だが実現してしまうとは。いずれにしても⑨小倉の1着抜け出しは買いにくかった。


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競輪愛好者の矜持にかけて、7車立てはいっさい買わず、その資金をすべて9車立てに投じることを誓います。


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