およそ10ヶ月ぶりに書く雑記です。
ブログ画面の「テーマ」から「雑記」を選択していただけると、過去に書いたレース予想以外の戯れ記事が並びます。ご興味ある方はご一読いただければ幸い。
さて、競輪が存続するかぎり車券を買い続けたいと思っている私ですが、この先10数年にわたり競輪界はどの様に変化していくのでしょうか。
皮肉と期待を込めて想像してみたいと思います。
まず背景として、今後は人工知能(AI)とバーチャルリアリティ(VR)などの発達と普及が進むものとしましょう。
ケース1 バッドエンド
2025年:9車立て全廃が決定。G1を含めて全てのレースが7車立てとなる。
2026年:ゲーム感覚で少額車券を買うライトユーザーが増加するも、年間を通じて車券を買い続けたコアなファン層が離れ始める。売上げが減少に転じる。
2027年:AIの発達により、レース形態が単純な7車立てのAI予想的中率は90%を超える。これにより的中車券のオッズが軒並み100円台に低下。
2030年:著しい売上げ減少により、賞金額の減少、選手数の減少、競輪場の相次ぐ閉鎖が加速。
2032年:VRの飛躍的な発達により、自宅にいながらバンクでの競走を間近で観戦できる機能が普及。これに伴い、競輪業界はギャンブルよりもショーとしての観客動員に路線変更。
2035年:VRオンラインカジノが合法化され普及。これに伴い、戦略性に乏しい7車立てレースのギャンブル需要は更に低下。
2038年:車券の販売を完全廃止。ライン競走が廃止され全てのレースがピスト6形態となる。レースのVR観戦入場料を収入源とした自転車レースが小規模に存続。登録選手はアイドル化し数十人が残るのみ。バンク数は5場まで減少。
この年をもって戦後続いた「競輪」の歴史は幕を閉じる。
要約:7車立て化などにより競輪の戦略性を潰し続けた結果、やがて実現するであろうVR観戦の普及、AIの万能化、オンラインカジノの普及の波に抗えず、競輪は終焉を迎えるという未来です。
ケース2 トゥルーエンド
2025年:F戦を含め全てのレースが9車立てに戻る。
2026年:ライトユーザーが減少するも、コアなファン層が回帰することにより、売上げは横ばい維持を続ける。
2027年:発達したAIが競輪予想に挑むも、複雑な9車立て予想の的中率向上は困難。しかし、AIによる車券挑戦が話題となり、競輪の認知度が上がる。
2030年:主催者の営業努力が功を奏し、わずかながら売上げが増加に転じる。
2032年:VRの飛躍的な発達により、自宅にいながらバンク競走を間近で観戦できる機能が普及。これに伴い観客数が急激に増加し、車券の売上げも増加。
2035年:VRオンラインカジノが合法化され普及。これに対して、戦略性の高い9車競輪はカジノ種目とは一線を画し、一つの確立したジャンルのギャンブルとして需要が維持される。
2038年:従来の競走形態を維持しながらも、VRによる観戦方法の多様化、AIを駆使した車券戦術の多様化、オンラインカジノユーザーからの流入など、時流を取り入れて発展。
観客数、売上げ、選手数、競輪場数は増加し続けている。
要約:9車に戻すなど競輪本来の戦略性を維持していれば、やがて実現するであろうVR観戦の普及、AIの万能化、オンラインカジノなど共存しながら発展できるという未来です。
まず、7車化ならバッドエンド、9車戻しはトゥルーエンドというのは、競輪ファンなら誰しも同意できる事実だと思います。
一方、AIやVRの発達、オンラインカジノの合法化などが競輪業界にどう影響してくるのか。これについては様々な想像ができるのではないでしょうか。
ただ、これにより現地観戦者が減ってしまう可能性もあります。その場合は、VR観客の声援がレース場に流れる仕組みにすることで、現地の盛り上がりを保つことはできそうです。
また、VR観戦は幅広い層に競輪を知るきかっけを与え、それにより現地ライブ観戦に興味持つ人が増えるかもしれません。