全日本選抜競輪 最終日 決勝 | 車券三点勝負

車券三点勝負

1レースにつき買い目は三点まで。
的中したら祝福を。
外れ続けたら冷笑を。

準決勝で9人揃っていたSSも、犬伏、町田、北井など活きのいい機動型も大半が脱落。決勝は脇本/古性と新田/守澤の現SS4車による優勝争いか。

驚いたのは香川の優出。直前のいわき平での優勝はあるけど、48歳の高齢でけっして万全ではない状態なのに。でも競走得点は110点超で安定してるんですね。

平原の敗退は残念だけど、今のコンディションでは仕方ないですね。4着で優秀に残れたし、少しでも賞金を積んで今後の復活に期待です。

ここまで三点勝負はノー和了。ただ、2,3点買い足しているレースもけっこうあって、120倍と50倍を拾っているので資金はちょい浮きです。

それにしても、今回は初手の並び予想がいつも以上にダメ。高知500では普通の400と違うのか、掴みきれていません。
でも昨日の1Rは本当に悔しかった。⑧根田の単独捲りと⑤渡邉⑨永澤の組み合わせとみていたのに、捻り過ぎて8-5-9の180倍が買えてない。やっぱり第一感を大事にしなければ。

2R
最終日で一般戦まわりとなった自力選手は調子が良くないということ。一方、追込み選手の敗因には展開のアヤもあるので、一般戦でも狙いやすい。
初手後ろ攻めの⑤高橋晋を先に逃しておいて、②岩本か⑦菊池岳が捲りカマシを決めるレース。ただ、このバンクで捲り両立はなさそう。⑦菊池が頑張って①神山拓の300勝。先行番手から切り替える③佐藤友と自力で巻き返す⑨鈴木裕の連下。
1-7-39, 1-3-9
➜ 4-6-1 (ToT)
⑦菊池ぃーーー(# ゚Д゚)ナニヤットンジャコラ
単調に8番手まで下げて当然の不発。こんなレースしてたら関東のマーク屋からそっぽ向かれるぞ。

3R
ここも不調者ぞろいだが、消去法で北日本3車に③松岡辰を単独で絡める着順が予想しやすい。
⑧末木あたりが逃げる展開なら①小松崎の捲り押し切りという着順もあるが、負け戦で地区3車なら長い距離を踏む可能性が高いとみて⑨山崎芳の交わし目から。
9-17-17, 9-7-3
➜ 3-2-5 (ToT)
やはり①小松崎も不調者の一人だったか。仕掛けるタイミングが最悪だった。

4R
ラインの総合力は九州>関東>中近=北日本といったかんじ。ただ⑥柴崎淳や⑧坂本貴にも一発の魅力あり狙いたくなるが、枠順も九州と関東が内枠で展開有利。ここは順当に九州と関東の絡みで考える。
3車を活かして⑨嘉永が逃げれば、⑤佐々木悠の4番手捲りと⑦瓜生の捌きでアタマ争い。⑤佐々木悠が逃げて②長島の二段駆けなら、順番でその後ろは⑥柴崎淳③椎木尾。⑨嘉永の7番手捲りは不発で⑦瓜生が連下迫る。
7-5-2, 2-36-7
➜ 7-9-5 (ToT)
逃げたのは⑨嘉永。⑦瓜生が⑧坂本貴を止めて上手く⑨嘉永を残した。というより、⑤佐々木悠の競走が情けない。

5R
二日目三日目と続けて失敗レースの③吉田有だが、その反省を活かして関東3車の主導権を取りたいところ。
初手枠なりから⑧吉田敏のイン切りに乗って③吉田有が押さえ先行、②渡邉一のカマシに合わせて発進という展開か。③吉田有が合わせきれば、そのまま4角まで押し切り、直線は⑨雨谷の抜け出しと4,5番手から追い込む⑧吉田敏⑤神田紘の連下。
9-3-85, 9-5-3
➜ 7-5-9 (ToT)
番手番手番手。打鐘でイン切って4番手を取りにきた⑧吉田敏の内を掬って②渡邉一が4番手。これがなければ⑦和田圭の1着はなかったはずだが、それでも⑤神田紘が伸びて関東ワンツーはなかったか。

6R
すべての可能性があり絞るのが難しいレース。
初手は、どのラインも後ろ攻めする理由は無さそうで、結局は枠なりになりそう。
まず打鐘で⑦菅田が上げたのち⑥根田が動く番になるが、ここですぐに前を叩かず⑤谷口と並走して押さえ込む。ホーム過ぎに⑥根田がカマシ先行、⑤谷口の反撃を突っ張りきった上で⑦菅田の中団捲りを迎え撃つ形になる。
ここで⑨和田真は年上の⑥根田が頑張る番手で安易に縦には踏めない。今後のことも考えてラインを守りにいく。その躊躇につけ込み⑦菅田の捲りが決まる。
4角で⑨和田真が開けたインに②岡村潤が突っ込む。
7-3-249
➜ 1-5-8 (ToT)
選ばなかったケース3になってしまった。それでも⑦菅田が4番手を追っていたので何とかなるかと思っていたら、捲り切れない南関が外並走で貼りつき、⑦菅田はイン詰まりのまま脚を余して終了。

7R
④北井vs⑤眞杉という徹底先行対決の好カード。しかも、それぞれの番手に①和田健と⑨坂井という豪華連携。その間隙を突く⑦山田久②稲川も十分にアタマ候補。さすがに九州はこの中では厳しいか。
ここは今後の大舞台での予行演習も兼ねて、⑤眞杉⑨坂井は何が何でもの主導権狙いだろう。当然④北井の猛抵抗がある。両者消耗して共倒れなら、抜け出してくるのは⑨坂井と⑦山田久。⑨坂井が勝つ条件は外コースが開くこと。一方、⑦山田久②稲川は外も内もいけるぶん優位とみる。
27-27-9, 9-2-7
➜ 5-2-9 (ToT)
⑤眞杉の先行④北井の捲り。両者叩き合わず、すんなりペースで逃げた⑤眞杉が押し切ってしまった。⑨坂井は直線で②稲川に絡まれ伸びず。もっとシビアに縦に出ていてもよかった。259boxでなければ買いにくい着順でした。

9R
①新山が逃げと捲りどちらで組み立てるかのか。負け戦だけにSSとして着にこだわるか、それとも負け戦だけに内容にこだわるか。
ここは関東の旧SS二名を連れているし、⑥町田に楽をさせない先行勝負とみる。早めの叩き合いになれば②渡邉雄の一発チャンス。ぎりぎりとどいて⑨内藤秀は3着以下。⑦諸橋より3番手の④武田の方が元気。
2-37-9, 2-4-7
➜ 5-8-4 (ToT)
予想どおり①新山と⑥町田が先行争いで共倒れになったけど、抜け出してきたのは南関でなく九州。②渡邉雄は、①新山から離れた⑦諸橋に絡まれて踏み場が無くなってしまった。

10R
⑨平原に1着賞金200万を積み上げてほしい。③吉田拓が②松浦より先に④松井を捲れるかがポイント。今の②松浦が相手ならなんとかできるだろう。
9-3-125
➜ 4-9-6 (ToT)
④松井の先行逃げ切り。勝負どころで8番手まで下げた③吉田拓は④松井を捲れず②松浦にも追い越され。それでも⑨平原がよく2着まで食い込めた。






全日本選抜競輪 最終日 12R 決勝
第三派もいるが実質的には近畿vs北日本の二分戦。
もし通常のコンディションなら、圧倒的な①脇本の前に②新田といえども歯が立たないとみて、⑦古性とのワンツーから3着探ししかない。
しかし今回の①脇本は万全ではなさそう。眞杉にも踏み勝っているので先行力は日本一のままだが、少なくとも長い距離を駆けたら⑦古性に余裕で差されるレベル。本来の実力の6〜7割といったところか。

となれば北日本も互角に近い勝負になりそうで、展開は大きく分けるとこの三つ。
ケース1 ①脇本の先行、②新田の捲り
ケース2 ②新田の先行、①脇本の捲り
ケース3 最終ホームから両者ダッシュ戦
そして、それぞれのケースにおいて近畿か北日本どちらが勝るか二通りの結末がある。つまり全部で6通り。

ケース1 ①脇本の先行、②新田の捲り
初手は枠なり。打鐘で④吉澤が上がったとき、既に①脇本は車を下げている。ここまで固定で以下の展開が分岐する。
②新田が早めに前を叩いて、打鐘4角で①脇本がカマシ発進。②新田は突っ張らず迎え入れて4番手。最終バックから3角で捲りに行く。この先の結末は二通り。

ケース1A ②新田は⑦古性に止められ不発。直線で⑦古性が差して①脇本に先着。⑨守澤が中を割って伸びてくる。
7-19-159

ケース1B ②新田の捲りが決まる。⑦古性が⑨守澤を捌くか、そうでなければ⑨守澤の交わしもあり。
2-7-139, 29-29-57

ケース2 ②新田の先行、①脇本の捲り
打鐘4角の時点で②新田が①脇本を牽制しながら前と大きく車間を空け、最終ホーム過ぎに一気にカマして一本棒。最終バックから3角で①脇本が捲りにいく。この先の結末は二通り。

ケース2A ①脇本は⑨守澤に止められ不発。直線で⑨守澤が抜け出して1着。⑦古性が中を割って伸びてくる。
9-57-257

ケース2B ①脇本の捲りが決まる。⑨守澤が⑦古性を捌きに行くが⑦古性も粘る。空いたインに⑤成田が突っ込む。
1-579-579

ケース3A ダッシュ戦から①脇本が出切る
ケース1の打鐘4角で①脇本の仕掛けが遅い場合、②新田も引けずに突っ張り、最終ホームから両者並走のダッシュ戦になる。
①脇本が踏み勝ち出切っても余力なく、③浅井④吉澤⑨守澤の捲りが迫れば、⑦古性が縦に踏んで抜け出す。
7-8=3459

ケース3B ダッシュ戦から②新田が出切る
①脇本とのダッシュ戦を②新田が制した場合、⑦古性が外並走のまま自力に転じるが、力尽きた②新田の番手から⑨守澤が縦に踏む。距離が長ければ⑤成田の交わしも。
59-579-34579

ケース3は①脇本も②新田も望まない。あるとすれば成り行きで仕方なくというところか。

①脇本は本調子でないだけに、長い距離を踏んで⑦古性に差されるより、できれば捲りで優勝を決めたいだろう。ここで勝てばグランドスラムに王手がかかる。

一方の②新田といえば、勝ち上がりで逃げてラインを引き出すことはあっても、決勝ではけっして逃げない。例外は去年の競輪祭で新山に獲らせた死に駆けだが、あれはGPへの布石などメリットもあった。今回は⑨守澤に獲らせるメリットはあまり無さそうで、自分優先の捲りで勝負したいだろう。

さて①脇本と②新田。優勝を狙いながらも後続に寛大なレースができるのはどちらか。
ここは微差だが①脇本が逃げるケース1とみる。そして、多少かかりが悪くても⑦古性が縦横駆使して②新田を止めるはず。今日の決勝メンバーで最強なのは⑦古性。
すなわちケース1Aがファイナルアンサー。2着は僅差まで迫る⑨守澤に固定。

3連単 7-9-1
3連単 7-9-5
3連単 7-9-4 →7-9-8

➜ 7-9-8 3連単6680円 的中\(^o^)/
朝のうちに書き換えた車券でインチキっぽいけどwようやく最後に三点的中でした。

初手は北日本が前で近畿が後ろ。やはり度量の大きい先行勝負に出たのは①脇本の方でした。

一方、先行はまったく考えていなかった②新田も、捲りでも勝負にならないと考えたのか、イン粘りで⑦古性に競りかける。最初からこれだけを狙っていたんでしょうね。

普通の相手なら退かされている展開でも相手が悪かった。あの加速の最中に②新田を内に押し込め、番手を守りきった⑦古性。どんだけ体幹が強くバランスがいいのか。

やはり今回は古性が最強でした。しかし、このあと脇本の腰が回復すれば、今年のG1とG2はこの二人で総なめになるでしょう。

グランプリ出場権の3位から9位まで賞金ランクになったりして。となれば、平原も含めて他の選手はG1G2で何回決勝に乗れるかG3を何本獲れるかが勝負になりそう。


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