蒲タコハイ駅問題-6:再発するか否か | 停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

停車場遍路の鉄道雑記帳(副)

画像・動画を含む鉄道趣味のブログです。ときどき戯言を書いてます。ー[2013年2月9日以前の記事はほとんどの画像が表示されません]ー

まず、戯れにこの悪ふざけを犯罪に例えてみた。私が知る限りなので他にもあるだろうが。

 

京急:常習犯(各件の罪の軽重はさまざま)/本件で別の角度からNPOに告発された/三崎口にて犯行継続中(だと思う)

 

東武:前科一犯/成増駅の「なりもす」/公表してないだけで絶対クレームはあったと思う、そういう名前のゆるキャラとかやりようがあっただろうに。

 

京阪:起訴猶予/三条駅の駅名標を一箇所のみスタンプラリーのポイントとして変更し「俺、参上」とした

 

 

なお、ちゃんとわきまえていてもここまで遊べるという見本がある。名鉄のシン・仮面ライダーとのコラボである。

https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2022/__icsFiles/afieldfile/2023/03/15/230315kamen.pdf

スタンプラリーのディスプレイやグッズは改変駅名標の絵柄だが、公式の駅名標と駅名看板は変更してない。その一線を守れるかどうか鉄道事業者としての矜持というか、センスもあるだろう。

 

 

さて、本論だが、残念ながらNPOのクレームの軸足は「アルコール」だった。従って京急は「改変が酒がらみなのでまずかった」と世間ともども認識しているだろう。

 

京急はもうどうでもいいが、他の事業者が本当の間違いに気づけているか、いや、気づいてなくても過剰反応して駅名表示への悪ふざけが止むのであればそれでいい。今後注視したい。
 

 

実はこの記事の投稿タイミングを計っていたら大井川鐡道がやらかした。まだXの投稿だけで公式HPには出てないが、駅名標をシンプルなものに変えたと。それはそれでいいが、所在地が行政区域で書いてある。

 

懐かしさの演出だと言ってるが、演出と書いてない限り地元民以外にはわからんだろうがよ。そもそも「演出」って言えば何やってもいいという考えが間違い。

 

全国で所在地だけ修正した駅名標を見てきた。所在地名など消してしまえばいいんだけど、わざわざコストをかけて現状と適合させてる。

 

正規の駅名標に表記する限り「間違っていてはいけない」のだよ。

 

 

本来、広告を駅名で正当にやるならネーミングライツなのだが、以下、平成筑豊鉄道のケースを見る限り難があると思う。

https://www.heichiku.net/p/uploads/dd71354f-dbe1-4843.pdf

 

駅名を全く改変するわけではなく○○+正規駅名なのでそれほど紛らわしさはない。

 

リンクにある通り、「ネーミングライツ適用」と「正規のまま」の使い分けが微妙である。

 

全国版時刻表は後者のみ、平成筑豊鉄道で駅配布するものは前者のみである。

 

駅名標等では前者が()内になっている。車内放送と車内案内表示では前者のみになる。

 

車内放送で正規の駅名が出てくるまでのタイムラグがイラっとする。

 

-了-